半月ほどの入院生活について徒然と

退院の日程が未だに決まらない!!
でもきっと月曜日には退院できる、そんな気がする!と思わないと気持ちがちょっとダレてしまう。

トリュフが好きなんですけどね、ロッテリアのトリュフ薫る半熟月見 絶品チーズバーガーをまだ食べることができていないので、一刻も早く病院から出たい。外の空気を吸いたい。今って暑いの?涼しいの?窓を開けることもできないので、それすらも分からない。
思えば入院生活も約半月・・・。初回の抗がん剤治療で入院していた日数も合わせると今月は月の半分以上入院生活でした。まるで病人みたい。と思いつつ、実際に私って病人なんだよね。ステージIVのガン患者。

相変わらずステロイドを大量に飲んでいます。
プレドニン20ミリ。
今日から量が減って、それでもこの量。多分この量って、まだまだ全然多いよね。副作用は消えないしさ〜!
週明けには15ミリになるかも?とのこと。本当に早く減ってほしい。飲みたくなさすぎる。(でも出されたらちゃんと飲んでます。偉い!)

ステロイド、お腹に脂肪がつく!ムーンフェイス!という印象は変わらないんですが、病室で自分でやるぞと決めた筋トレメニューを日々こなしながら個人的に気がついたことがあるんです。
それがステロイドのせいなのか、ステロイドの減薬に伴う弊害なのかは分からないんですけど、ざっと挙げるとこんな感じ。

・筋トレをしていても翌日腰回り、お腹周りの肉付きが良くなっている
・筋トレについて、スクワットや広背筋を使うような大きな筋肉の疲れ具合に日々変化はない
・逆に腹直筋や腹斜筋、細かい腕周りの筋肉が同じ回数・メニューの筋トレをしていて日に日にしんどく感じる(疲れるのが早い)
・筋トレをしても体力が落ちていっているように感じる

これってあるあるなのかな〜。

個人的な仮定を立てるとしたら、お腹周りや腕周りにある細かい筋肉が落ちていく速度が早い→筋肉が脂肪に変わる→筋トレをしてもしても落ちた筋肉(脂肪)が引き締まらずに肉付きが良くなり続ける・・・みたいな悪循環が起きてるんじゃないかな〜と思ってます。

ただ、この悪循環に嘆いて筋トレをやめてしまうのは、純粋に入院生活が長すぎて体力が落ちそうだし、退院した時の日常生活が心配だし、抗がん剤治療再開の時や手術の時に身体が持つのか心配だし〜という理由でやめられない。やめたくない。
なので、明日も続けます。

一昨日、父が面会に来まして。(その前にも旦那、妹、母もそれぞれちょくちょく面会に来てくれています)面会ルームで話をしていたら、後ろで祖母くらいの歳に見える患者さんが手に刺している点滴の機械のエラー音が鳴り始めて。
それを父が横目で珍しそうに見ていたので、患者さんが移動された後に「あの機械、私も抗がん剤打つ時に使うんだよ。肘の内側に針を刺されたらちょっと腕を曲げただけで鳴るんだよ」と教えてあげたら、少しショックを受けたように俯いてしまったのが印象的でした。そりゃあそうか。20代の娘がそういう機械をつけているところなんて想像もしたくないよね。ははは。
なんだかその様子が気の毒で、初回と2回目の抗がん剤治療中は胸にずっと心電図をつけて、上腕には血圧計をつけて、指先には酸素濃度を測る機械までつけていたことは黙ってあげました。親孝行かも。
似たようなものでは旦那も休みの度に面会に来てくれるのですが、「病室のカーテンを開いた瞬間に〇〇ちゃん(私)がぐったりしていないか毎回怖くてドキドキしている」と言ってたな・・・。午前中、1〜2時間ほど筋トレをしているほど元気だから、ベッドの上でぐったりしていることはまずないんだけどね。
案外、私のガンについて体調や様子や治療内容が「病気らしい病気」なことについて、父や旦那が大きくショックを受けているなと見ていて思う。

髪の毛の脱毛スピードが遅くて、でも確実で。シャワーの時以外は紙の使い捨ての脱毛用キャップを被っていても何故か髪がベッドやその下に散らばっているのを見るのがストレスで。シャワーの時に抜けた髪が腕や胸にまとわりつくのも嫌で。わざと抜くように髪を摘むと世界仰●ニュースのガン患者の闘病生活の再現PVのようにゴッソリと髪が抜け続けるのも、「うわあ・・・」と反応してしまうのも嫌で。
毎日のそんな脱毛ライフが煩わしく思えて昨日の早朝に思い切ってボウズ頭にしちゃったんだけど、いざその様子を目にしたら父と旦那がさらにショックを受けないかが心配。
(旦那には前日の夜にボウズにすることについて相談という名の報告をしたら「〇〇ちゃん(私)の意思を尊重するよ」と言ってはいたけど)

父や旦那が私に対して「とてつもない病人」として見ている態度を見ると、(いや病人なんだけど)
なんだかんだステロイド好かん〜嫌だ〜何で私がガンにならないといかんの?!と愚痴愚痴ウジウジ思いながらも脱毛を受け入れて先にボウズにしたり、入院中も筋トレをしたり積極的に階段を使ったりして体力を落とさないようにしていたりする自分の行動って割と強くて前向きなのでは?!と思えてきます。

体力づくりだったり治療の副作用を受け入れたりするような行動のおかげなのか、主治医の先生からも薬疹の治療については「順調!」と言われています。(・・・まだ退院日も抗がん剤治療再開日も何も決まらないけど。)
やっぱり人間、病名がつく病になったとしても体力と気力が大切なのかもしれない。そんな気がします。

入院生活中に治療頑張っていることだし、QOL爆上げのためにな〜んか欲しいものを買っちゃおうかなと思ってiPhone16を予約しました。今日docomoオンラインから入荷の連絡がありましたが、入院中の身且つ退院日も未定ですぐには受け取れそうにないので来週末に自宅に届くように指定しました。
4年11ヶ月使ったiPhone11からの機種変更です。そこそこ長く愛用していたので愛着はありますが、バックライトが切れる時間が増えたり熱くなる頻度が多かったりと寿命が近いことを悟って思い切りました。分割払いをすると完済までに何年も年を跨いでしまうので、トリプルネガティブ乳がんでステージIVの自分としては最悪の時に負債を残したくないので一括払いにしました。
iPhone16も4年くらい使いたいけど、4年後の私はどうなっているんだろうな。薬疹のせいで選択肢は狭くなったものの使える抗がん剤が存在していて、手術ができる可能性や放射線治療も治療の選択に入れられる今の段階では余命宣告をされてはいないけど。打つ手がなくなった時にまたそういう話をされるんだろうな。
4年経ってもまだ30代前半の私としては、今はそんな可能性を考えたくないけど。

夕方。病室まで様子を見にきてくださった主治医の先生から「一週間くらいかかるね!」と主語も述語もなく声を掛けられたのですが(めちゃくちゃ忙しそうで聞き返せなかった)、これは抗がん剤治療再開までの日数と思っていいのかな。
そういえば、トリプルネガティブでステージIVでki-67が75%の身だからか、皮膚科の先生も乳腺外科の先生も「もうしばらく様子を見てみましょう」的なことを言わないような気がする・・・。

元々の治療スケジュールが遅れていて焦っている身として大変助かる〜〜!
どうかこのまま再来週には抗がん剤治療を再開できますように!(書けば叶う、多分)(書けば叶う!)

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