水族館の年パスを買え

こんにちは。
私は今すみだ水族館にいます。

▲企画展示で「いろんな家」をコンセプトにした水槽が置かれていた。現代アートのようでかわいい。

仕事で疲れた心と身体に水族館は沁みる。
控えめな照明とゆったりした音楽、
やわらかく尾びれを揺らしながら通り過ぎていく魚。

「おひとりさま」に慣れていて、生き物が嫌いじゃない社会人はぜひ水族館の年パスを手に入れてほしい。


▽月額350円/最強の福利厚生

行ったことのある人ならご存知だろうが、
水族館の入館料は1200〜2000円前後が相場だ。

ふらっと立ち寄るには勇気がいる。
2000円あればちょっといいランチが食べられるし、帰りに一杯ひっかけることもできる。

しかし、年パスとなると相場は違うのだ。

安くないですか??
2回行けばもう元が取れます。

たった月額350円払えば、いつでも水族館にタダで入れるのすごくない?(オタク理論)

何より嬉しいのが、値段を気にして
「水槽片っぱしから見ないともったいない」
と思うことがなくなったこと。

見たいものだけ見てさっさと帰るもよし、
大水槽の前でボーッとするもよし。
作業するもよし。

私は以前ペンギンの赤ちゃんだけ見て20分で帰った。

そう考えると、もはや水族館というより別荘。月額350円で水族館が自宅になるよ。

▲note書いてたらチンアナゴのごはんタイム始まった。近い穴に入ってるのはカップルが多いらしい。(左手前とか)

▽夜の水族館に集う人々

私は大体仕事終わりに寄るので、平日の19時くらいにいることが多い。

人も少なく、だいたいがカップルかサラリーマン。
賑やかな感じではなく、とても居心地がいいのだ。

大水槽の前でひたすらサメの写真を取る女性。
「ウツボだ」とちいさく、楽しそうな声で呟く中年のサラリーマン。
「魚の別種同士の結婚ってなんて言うんだろうね。国際結婚?」と話しあう少女たち。

全然知らない人たちだし、不思議な人も多い気がする。でも、「1日の終わりを水族館で締めくくっている」という謎の連帯感があって私は好きだ。

▲鳥の羽繕いが世界一好きなので永遠に見ていられるペンギンプール

疲れたら銭湯に行く感覚で、
お近くの水族館に足を運んでみると
明日から頑張ろうって思えるかも。  

私はそろそろ帰ろうかな。

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