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わたしのこと、おもに仕事のこと

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
わたしの人となりを少しでも知っていただければと思い、これまでどんなことをしてきたのかを書いていきたいと思います。

私はもともと大学卒業後、小さな編集制作会社で編集者として働いていました。一緒に働く人にも恵まれ、子どもの頃から本が好きで、作る側の人になりたかった思いを叶えられたこともあり、仕事はとても楽しいものでした。
しばらくして任されることが増えるにつれ、若さゆえか、それとも私の性格なのか、どこまで力を注ぎ込んでいいのか加減がわからなくなってしまいます。
ギリギリまで自分を追い込むことでしか仕事をしたという実感が持てず、いつも(今思えば)あらぬ方向に全力投球して疲れ果て、「忙しい」を免罪符に各方面に不義理をはたらく日々… 気づけば勝手にすり減って燃え尽きてしまっていました。

もはや自分が何をしたいのかわからない…という状態になり、体にも不調が出始めたタイミングで辞める決心をします。
「辞めます」の一言がなかなか言えず、帰りの電車で「今日も伝えられなかった…」と後悔する日が数日続き、やっと退職を伝えられた日の帰り道は、世界がいつもと違って明るく輝いて見えたほどでした。

その後、リフレッシュと語学学習(英語)を兼ねて、フィリピンにプチ留学をします。帰国後に働くあてがあった訳でもなく、プチ留学をしてどうなるのかもわからなかったので、私にしては思い切った決断でした。
語学学校はなかなかハードで、夜中まで課題をすることも多かったのですが、セブで出会った見たことのないくらい美しい海や、生命力旺盛な植物、明るく前向きで聡明なフィリピンの先生たちと接するうちに、少しずつ自分を取り戻していきました。

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帰国後、しばらくは仕事も決まらず、家庭の事情で実家に戻っていたこともあり、1年ほどは無職の状態でした。本の仕事は経験したので、どうせやるならまた別の好きなことをやりたい、と学生の頃から興味のあったアートに関わる仕事を探していたのですが、思うように決まらず…さすがにこれで決まらなかったら諦めよう、最後にしよう、と思いながら応募した先で運良くご縁があり、働くことになります。

新しい職場では自分が好きな作品や作家に関われるだけでなく、一緒に仕事をする人たちも、プロジェクトも、すべてが想像していた以上のスケールでした。
関わる人たちからの学びも多く、日々楽しく、めまぐるしく働いていたのですが、そのうちその働き方にも限界を感じるようになります。
たくさん積んでいたはずの燃料がいつのまにか空になっていたような、そんな状態だったのですが、もうこれ以上にやりたい仕事はない、と思っていたので、自分でそれを認めることにも時間がかかりました。

ちょうどその頃、偶然見つけたブログから卍易のことを知り、師匠から学ぶ機会を得ます。これをやってどうなるのかというところは全くといって見えませんでしたが、不思議とその当時の私には学ばないという選択肢が考えられなかったのです。

自分自身で実践しながら卍易に親しんで行く中で、どこか解放されるような感覚もあり、その奥深さを知ることができたことは本当に幸いでした。
私自身細々としたことから、大きな決断まで、この術が大きな助けとなってくれています。
身近な人を鑑定する機会をいただき、その変化にも驚いていたので、いつかもっとたくさんの方の鑑定ができたら…と思っていたところ、様々なタイミングが重なって2020年に独立することになりました。

これから先がどうなるかわかりませんが、これまでの経験から自分の感じたことを大切に、勇気をもって進むことが自分を良い方向へ導いてくれるのだと信じています。そして前に進みたい人に助けが必要なとき、強い味方になりたいと思っています。

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