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6/19シーズン開幕戦ヤクルト対中日

いよいよいよいよ始まりました、プロ野球!!開幕延期から3ヶ月、待ちに待ったシーズン開幕です。まずはここまで開幕に向けて努力してきたNPB、チーム、選手に感謝したいですね。スワローズの首脳陣・選手も調整大変だったと思います。1年間、なるべく怪我が少なく、また来年も元気にプレーできることを心から祈っています。

さて、まずは結果です。

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惜しくも負けてしまいましたが、収穫もあるいい試合でした。

今日の試合、私の熱視線は二人、坂口選手石川投手です。

1、投手編

40代としては5人目となる開幕投手、現代野球に対するアンチテーゼの技巧派左腕石川雅規投手。今日もありとあらゆる変化球を使って幻惑しました。

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例えばこの平田の打席。持ち球の全てを使い、さらにプレートすら両端まで使うその術は本当に素晴らしい。ありとあらゆる変化球を制球し、ゾーンの中で勝負する石川さんにはただただしびれた。

特に五回表ツーアウト二、三塁。

村上くんの守備もさることながら、その後の石川さんの大胆な喜び方。まさに投手の柱であります。梅野くんが打たれてからもリカバリーで声をかける姿には涙すら誘われました。

石川さんの素晴らしさは語り尽くせないので、とりあえずこの動画二つで察してくださいまし。続いて打者編。

2、打者編

ずばり、今日の熱視線は1番坂口智隆。特にその第二打席。ワンアウト三塁で前進守備。前進守備をひく=ピッチャーとしては最悪でもゴロに抑えたい=低めに投げざるを得ない。の構図が見えていたのでしょうか。

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低めに続けたフォーシームを叩き、綺麗なセンター返し。やはり前進守備をひいたら投手は必然的に低めに投げざるを得ない。投げ切ったとしてもプロの野球選手は狙って打てる、それをまざまざと見せつけられた大野ー加藤バッテリーの焦りは次の山田選手(甘かったがセカンドフライ)、青木選手(甘く入ったスライダーをツーランホームラン)の続く二人の打者に響いてしまいました。

この前進守備のシーンは、昨年に中村選手が得意として打点を稼いだシチュエーション。経験豊富な坂口選手が今年は頭からいるのがあまりにも大きいと言えます。

そして最後に取り上げたいのは20歳、スワローズ史上最年少の4番村上宗隆。最後のサヨナラの場面こそ空振り三振に終わったものの、2安打2打点と4番の役割を果たしました。

練習試合から、構えを見るだけで雰囲気のある圧倒的な威圧感。去年の筒香に感じる恐怖を早くも思わせる、構えからスイングに至るまでのフォームとそのスイングの速さ、そしてその胆力。こんな打者はこれまで松井秀喜以来見たことがない、と私は思います。

今年は120試合ですが、怪我がなければ100打点は通過点に過ぎないだろうな、と思います。

3、さいごに

結果的に負けはしましたが、長谷川・今野の新戦力と若い梅野を僅差で使い、結果的に苦い結果となりましたがそれをフォローできる石川投手と高津監督and斉藤隆コーチがいるのはあまりにも大きい。そしてマスクをかぶった嶋選手もキャッチング、スローイングともに安定した守備をみせ、負けたものの収穫も多い試合でした。

明日はヤクルトがライアン、中日が吉見投手。

兎にも角にも、野球は楽しい!!中日の高橋周平の守備など、両チームいいプレーの応酬でしたね。また明日もいい試合、期待してますよ!!

開幕、おめでとう㊗️

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