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3/1オープン戦オリックス対日本ハム

さて、今日はこちらも再放送で見たので書いていきます。

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まぁ試合内容ははっきり言って良くないです。特に二番手田嶋投手が連打で失点を重ねてしまった点は不安ですし、大城選手のセカンド守備は下がりすぎだし、レフト根本選手は肩が弱すぎてレフトフライで三塁タッチアップされるし、終盤は連打が一本も出ないし。。。

そんな中でも、キーマンに挙げた荒西投手が松井雅人選手とバッテリーを組んだ点は特筆したいと思います。

こちらの記事で書いたように、左右の幅で勝負する荒西投手にとって、フレーミングに定評のある松井捕手が最適なのではと考えてきました。

今日は4回2失点でまずまずの出来でした。中田選手のホームランから見ていきましょう。

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内に鋭く食い込むシュート成分の強いストレートを見せられた後に、外のカットを痛打されました。これは仕方がない。中田選手が凄すぎます。

総じて今日の荒西投手は逆球が多く、調子はあまり良くなかったのですが、松井捕手の左右のフレーミングはやはり随所で生きました。

特に中田選手のホームラン後の近藤選手の打席。

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外に逃げるようなストレート、外ボールゾーンから入れるカーブでカウントを作り、最後はフロントドアのツーシーム。松井選手のフレーミングもあり、三球三振に仕留めました。

あとはビヤヌエバ選手の第二打席。

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左右に加え、高低も自在に操り、4回はナイスピッチングでした。シンカーもフォーシームと5キロ程度しか変わらない球速帯で、うまく偽装できたのがこの対戦でした。どちらの球速もビルドアップできればなお良いのですが…

今日は左打者へのフロントドア、ボールゾーンに高くてもフレーミングで助けられていたという内容でした。ただし、それが真ん中に入ったところを打たれているので、制球に一層磨きをかけたいところです。

昨年は先発登板した全ての試合で若月捕手がマスクを被っていました。今日、初めて組んだ松井選手で新たに見えてきた部分も多い登板となりました。大きく上下に外れるボールは少ない投手なので、フレーミングに秀でた松井選手とも今後もバッテリーを組んで欲しいですね。

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