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3/1オープン戦ヤクルト対巨人

東京ドームでの連戦となった今日の巨人戦。まずは結果から。

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スワローズが3-2でこのカード連勝となりました。今日の熱視線6回表の坂口選手・青木選手の二者連続タイムリーです。

6回表、0-1でビハインドの場面。この回からデラロサ投手が登板し、先頭西浦選手のヒット、中村選手がバントで送りワンアウト二塁の状況を作り出します。ここで迎える1番坂口選手。

この日の第一打席でオープン戦初ヒットを放ったことで気持ちも楽になったのでしょうか。西浦選手のヒットは高めに浮いたフォーシームを弾き返したのを見ていたこともあり、インローにきたフォーシームをセンター返し

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ここまで打撃不調に苦しんできた坂口選手ですが、さすが一本出れば勢いがつく。デラロサ投手のフォーシームはあまり動かない綺麗なフォーシームな分、今日のように球速よりも球威が出ないと芯で打つことが出来ますね。

坂口選手は打率.317を記録した2018年はストレートに強く、フォーシームに対する得点増減を表すwFAで+7.4と高い数値をマークしました。怪我に苦しんだ昨年から心機一転、今年もフォーシームを打ち返していければ成績は自ずとついてくるでしょう。

同点に追いつき、山田選手のヒットでワンアウト一、三塁。バッターは昨日同点弾を放った青木選手。

山田選手もフォーシームをヒットにされ、ここまでのヒット3本すべてフォーシームとなるとさすがに炭谷捕手も要求しづらくなります。

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厄介なのは2番山田が塁に出ると盗塁も警戒しなきゃいけない投手にとって気にしなくてはいけないことが多い状況を作り出しました。

案の定変化球主体で投球し、スリーツーとなった6球目。

山田選手がエンドランを仕掛け、青木選手は100%バットに当てなおかつ一、二塁間を狙った中で、高めに浮いたインハイのスライダーを二塁の後ろに落としました。右肘をたたみ、左腕一本で抜きながらスイングする技術はTHEプロ野球。青木選手の経験と技が光る一打となりました。

ちなみに青木選手、バッティング指標で得点増減を表すwFAは+17.8。スライダー・カーブ・チェンジアップなど変化球にもすべてプラス指標という化け物で、何を投げられても打ち返すバットマンです。

今日は他にも“キーマン”塩見選手の走塁や、投げては小川投手・大西投手・スアレス投手のリレーなど見所が多い試合でした。

オープン戦、ここまでスワローズは3勝1分1敗。結果もそうですが、とにかく内容がいい試合が多くなっています。負けて得るものより勝って得るものの方が多い!これだけは間違い無いので、火曜からの3試合ホークス戦も楽しみですね。

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