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ミュージカル「生きる」

はじめまして。chiemiです。

このnoteは、わたしが見てきた作品の中で

「お気に入り(Favorite Things)」なものをただ自己満でnoteに書いていこうと思う。

‥と思っていたのに

せっかく見た素敵なものを、ただお気に入りの箱に詰めてくだけでは勿体ないから、美術品の収集家みたいに、集めて、展示会を開いて、知ってもらう。みたいな、作品をみるきっかけのひとつにでもなれたら良いな。なんて笑

とゆーことで、本題。

ミュージカル「生きる」

観劇行って参った!

新国立劇場 中劇場


大学の時にDisneyの「ナイトメア・ビフォア クリスマス」のジャックの歌声好きだなぁって調べたら市村さんだったことがきっかけで、そこからできる限り追っかけている。

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「生きる」は黒澤明監督が1952年に発表した映画が原作で、時代背景も戦後7年の1952年。

あらすじ

主人公の渡辺勘治は、30年間無欠勤で役所に勤めており、市民課長。もうすぐ定年退職というところで、胃がんを患い余命が半年程度だということを知る。一人息子にも言えず、生きる気力を無くして自暴自棄になっていたが、様々な出会いや境遇を経て、自分にも何かできないか。まだ遅くはない。と余生を人のために尽力を尽くし、必死に生き抜く姿を描く。



ジェイソン・ハラウンド氏作曲のナンバーが本当に全部良くて!!

♪ゴンドラの唄
有名で知ってたんだけども、映画で使われてたこと知らなかったから驚いた👀

♪ワクワクを探そう
渡辺勘治がとよちゃんに惹かれるキッカケになるシーンで流れる(ちなみに勘治は定年間際で、とよちゃんは20代くらいの若い娘なので世間から白い目で見られてしまうのだが)

凄く前向きでワクワクした!

♪最後の願い
割と最初から涙腺崩壊していたんだけども、ここで爆発した笑

特に印象的なナンバーだけコメントしたけど、本当に全部良かった。

演出は宮本亞門氏

宮本さん自身もがんを経験しており、初演のときにがんを患う実感がつかめないのがフラストレーションだったそう。その後にがんを告知されたとき、どこかで「これで『生きる』を当事者として演出できる」という喜びもあって、闘病中も支えになっていたと述べている。

やはり、がん宣告を受けたとき、混乱するしありえないくらい感情が動くそうで、

不安などに駆られたり、色々なことを考えたり、生々しくも人間らしくもがいている姿を役者さんたちは凄く細かく演じていたと思う。

内容は暗いようだけど、明るく描かれていて楽しかった。

それと!!

演出が面白いところがたくさんあって

雨が降るシーンは映像で雨を降らせてSE(効果音)が付いたり☔️

車が通るときはヘッドライトが横切ってクラクションが鳴ったり、情景が凄く表れてて感動した🚗


役所の人達がキャスター付きの机と椅子で移動してるのも面白かったな笑笑

なんといってもラストのシーンで
公園に雪が降り積もっている情景が有るんだけど
めっちゃくちゃ美しくて、そこで歌われるもんだから涙腺死んだよね!!


とまぁ、初回はこのくらいにして
本当に考えてることが多くて長文になってしまうのだが、何か伝われば嬉しい笑

24日まで新国立劇場は上演してるようなので
是非に🙌


CDとパンフも買ってもうた。
たくさん聴くぞ〜

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みんなの「お気に入り」がもっと見つかりますように。

               chiemi


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