頭の切れる男を落とすには根気がいる話

老若男女にモテるといったものの、落とせない男もいる。(もちろん生理的に私を受け付けない人間もいる)頭の切れる男を落とすのはなかなか難しい。(勉強が出来るという意味ではない、総合的に頭のいい出来る男という意味)私は自己分析によれば、パッと見ふわっとして何となくつかみどころのない、でも気の利いた一言をさらりとかけてくれる表向き天使ちゃんだと自分では思っているし、約7割の人間は私の本質なんて見極められないのでそのイメージで私をみる。元旦那氏は私にぶちぎれたとき、お前は裏表があるんじゃない!ありすぎんねん!異常や!と言い放って泣いた笑

頭の切れる男だって、人間だ。血の通った人間だから、私に当然のごとく好意を抱いてくれるのだけれど、そこから先が難しい。好意を抱くと同時に彼らは、私の危険因子のようなものを察知する能力も持ち合わせていて、あと一歩を踏み出してくれない。私は追う恋が大好物なので、プッシュにプッシュを重ね、相手が逃げ出したくなるもしくは根負けして、負けました好きですというまで追いかけまわす。このリードタイムが通常の頭の切れのあまりよくないフツメンよりもかなり長い時間かかるのだ。私は追う恋は大好きだが、熱しやすく冷めやすいところもあるので、途中でうわーなんかだっるー。もういいやーって思ったり、何か育児やら仕事やらで忙しくなれば恋愛は放置する。私は自分のことが一番かわいくて、大事なので、自分磨きだとか一番身近な娘のことだとか、お金の稼ぎに直接つながる仕事の方がよっぽど大事だったりする。

頭の切れる男たちに言わせると「雲丹ちゃんは素敵だけど、きっと好きになると大変だと思う」「雲丹ちゃんと男女の関係になるのはなんだか怖い」などとまぁあながち間違いではないのだが非常に男気のない、しかしリスク回避能力を感じさせる言葉を紡ぐ。そんな彼らのことを、感情のままに動けないかわいそうな人達…と可愛く思ったり、女々しさがまた堪らない…と叶わない恋であっても私はそれなりの満足感を得る。

なぜ急に頭の切れる男のことを思い出したかというと、昨日の夢に前に好きだった国宝級に頭の切れる男が夢に出てきた。もうほぼ過去の恋になっていたのに、夢に出てこられると、最近は朝起きてすぐ給付金の振込があったか銀行のアプリで確認していた私が夢占いを検索するという気持ち悪さを発揮。吉夢だったのでニヤニヤしながら一日を過ごし、夕方家に帰る電車の中では、昨日夢に出てきたから連絡しちゃいました~めっちゃいい夢で、一日ごきげんに過ごせました♥やっぱりまだ好き!っていう潜在意識のあらわれですーーーー‼なんていう愛情たっぷりのメッセージを送った。

こうやって私は過去の恋愛の引き出しを開けたり閉めたりしながら、そして新規追加もしながら全く愛の断捨離ができないまま、夏を迎えようとしている。

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