見出し画像

歪んだ“家族“


兄弟は、私、妹、弟の3人。
そこに、父、母の5人“家族“

お父さんは酒乱。

私の幼い記憶も
酒に飲まれては、丑三つ時、
“オイコラワレ、殺してしまうぞ“と
静まり返った夜に遠吠える狼のように
叫びながら、家中のガラス、家財道具を
潰しまくり、両手に包丁をもち、
私たち三人を殺そうと、追いかけ回った。

母は、このストレスで、
弟をこの世に産み落とした一週間後
この世を去った。

その為、私たち兄弟は、
祖父母や親戚に育てて頂いた。

幼いころはこれが当たり前と
思っていたけれど、思春期頃
これは異常だと氣付き、
“大人達“に、父をどうにか精神科など
対応するようにと訴えかけたが、

臭いものに蓋、大人達皆、それをしなかった。
私の声に耳を傾けることは無かった。
それどころか、私を叱りつけた。

腐っても鯛、腐っても父と。

私は、自己肯定感が低くて
いつまで経っても自信がもてなかった。
明るく振る舞っていたけど、
腹の中ではいつも何か沸々と煮えたぎっていて
満たされなかった。

なんでこの家に産まれてきたんやろ
お父さんが死んでお母さんが生きてて
くれたら良かったと。

ずっとずっと思っていた。

私たちを育ててくれた親戚は
亡くなった母のことを私たちの前で
悪くいい続けた。
お母さんの悪口ばかり
いい続けた。

これも耳にタコができるほど
洗脳レベルで聴きつづけたので、
母は鬼と化していた。

わたしの家族、やっぱりおかしい。

アラフォーになって、
人生を深く考えて、
私の原点を一度違う角度からみてみたいと
思いだした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?