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映画の奥深さはここにあり!未公開洋画2023年TOP10発表!

U-NEXT映画部・林です。あと2週間で今年も終わり! U-NEXTの年間総合ランキングはもうまもなくリリースされると思いますので、ここでは昨年に引き続き、あまり世間から注目されていないけど重要な存在、未公開洋画の2023年TOP10をご紹介します。

未公開洋画とは「日本の映画館で公開されず、ダイレクトに配信 or DVDリリースされた外国映画」のこと。そして未公開洋画の楽しみ方は昨年、ここにまとめました。

要約すると、未公開洋画こそ、映画の多様性、豊かさ、懐の深さを体現する存在。未公開洋画との駆け引きを楽しむ。これぞまさに、日本のビデオレンタル店が生んだ気高き文化。お客様も、自ら騙されにいく美学を持たねばならない、怒るなどもってのほか、そんなことを書いています。

そして未公開洋画を人気系統別に紹介しました。

▶まっすぐいただきます!「拝借系」
大ヒット映画をパクっ…いや、オマージュを捧げたやつ

▶100年だって続けてやるぜ!「年次系」
大ヒット映画のタイトルに年次をつけたやつ

▶とりあえず付けとけ!「シン・系」
意味わからないけど「シン・」が付いてるやつ

▶人気が不動すぎます!「サメ系」
サムネでサメが大暴れしてるやつ

…といったことを土台として、今年U-NEXTでたくさん購入された未公開洋画の人気ランキングをお楽しみください!

2023年未公開洋画TOP10

※注:ハリウッドスタジオ製作ながら劇場公開が見送られたメジャー作品(『スマイル』『インシディアス 赤い扉』『スクリーム6』等)と、R指定の官能系作品はだいぶ意味合いが変わってしまうので除外しています

第10位 『MAKO 死の沈没船

それは死へのダイブ。実話をもとに人食いザメの恐怖を描いた海洋パニックアクション

早速きました、未公開映画界のスーパースター、サメです! しかも実話ベース。なかなか珍しいエジプト映画で、当地のスター大集合とのことなので、新しい発見があるやもしれません。

第9位 『AIMEE/エイミー マリーン・フォース

監禁された妹を奪還せよ!クール&ビューティな最強ヒロインの戦いを描くアクション

そうでした、人気系統に入れていませんでしたが、ヒロインアクションも強いのでした。ビデオ市場、配信市場では特に跳ねるジャンルです。

第8位 『エアフォース

必ず救い出す!激戦地に落ちた部隊の救出を描くミリタリーアクション

今度はマレーシア産のミリタリーアクション。タイトルの潔さがいいですね。そしてマレーシア空軍全面協力とされるドッグファイトシーンはだいぶ頑張ってます。

第7位 『デッドゾーン -殲滅領域-

最強の変異型ゾンビを駆逐せよ!選ばれし精鋭特殊部隊の戦いを描くSFアクション

特殊アーマー×近未来ガジェットでゾンビと対決、これは強いでしょう!


油断すると本気で超大作かと期待してしまいそうな作品が並んだので、未公開洋画についての注意点を改めて。未公開洋画とは、あくまでも「サムネとの駆け引きを楽しむ」ジャンルです。そして常に微笑みをたたえながら、心に余裕を持って楽しんでください。繰り返しますが、決して「話が違う!」などと怒ってはなりません。

第6位 『ジョーズ ザ・ファイナル

楽しいバカンスが悪夢に!巨大ザメと姉妹の激闘を描いたモンスターパニック

さすがの人気ジャンル。サメ2匹目です。「ジョーズ」ってもう、映画界のフリー素材なんですかね。

第5位 『デイ・アフター・トゥモロー2023

人類に未来はあるか!?科学者チームが“アイス・ストーム”に挑むディザスターパニック

定番の「年次系」がTOP5にランクイン!今年、地球を襲ってくれたのは、アルマゲさんでもインデペさんでもなく、デイ・アフターさんでした。

第4位 『Miss.トランスポーター

訳あり美女が危険度マックスのブツを運ぶカーアクション・エンターテイメント

ヒロインアクション×カーアクションの合わせ技、そして「トランスポーター」名義をちょいと拝借。強いに決まってます。

第3位 『新・大地震

マグニチュード20.0の巨大地震でアメリカ西海岸は海の底に!

出ました「シン・」系統。しかし地震に新も旧もあるのでしょうか。そしてマグニチュード20.0て! 流石はケレン味の帝王・アサイラム社の仕事です。

第2位 『ネイビーシールズ ローグ・ネイション

合衆国陥落まで24時間!最強の特殊部隊・ネイビーシールズが命懸けのミッションに挑む

タイトルがもう、ネイビーシールズだしローグ・ネイションだし…。でも本作、特殊部隊の戦いを96分全編ワンカットで撮影したなかなかチャレンジングな作品です。原題はその名も『ONE SHOT』。

第1位 『シン・タイタニック

それは逃れられない呪いなのか…。史上最も有名な海の悲劇の新章を描くパニック大作

今年も「シン・」は強かった!「シン・」は無条件に何かを期待させてしまう魔法のコトバなのでしょうか。ちなみに1位、3位、5位が、独立系映画会社の雄・ニューセレクトさんから届いた作品でした。その最強ぶりは、ビデオレンタル時代から全く変わっていません。アートワークのレベルがやはり、頭一つ抜けていますよね。


以上、2023年未公開洋画TOP10でした。
いかがでしたでしょうか?


未公開洋画をワイワイ楽しめるかどうかは、心と時代の健全さのバロメーターでもあるように思います。コスパとかタイパとか言ってないで、2024年も、未公開洋画とのハイレベルな駆け引きを楽しんでまいりましょう!

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