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うれしいこと「福島の歌人・俳人たち」

 「ウネリウネラ」では春先「福島の歌人・俳人たち」という企画を勝手に立ち上げていました。

 その第一回としてウネリが取材させていただいた福島市の歌人・齋藤芳生(さいとう・よしき)さんの歌集『花の渦』が、第7回佐藤佐太郎短歌賞を受賞されました。おめでとうございます。

 とても素敵な歌集なので、未読の方はぜひ。↓

 『花の渦』(現代短歌社HP)

 記事にも書いた通り、私たちは越してきた当時から、福島の人たちや福島の地が抱える問題とどう関わっていけばいいのかを模索していました。それは今も同じです。

 いろいろ考えるなかで、短歌や俳句のようなごく短い詩のことばのなかに、この地に住む人たちの声のようなものが凝縮されているのではないだろうか、と思うようになりました。外から来た私たちでもせめて、そうしたものにそっと触れて何かを感じ取ることくらいは、できないだろうか。そんな気持ちでした。

 その後身辺があわただしかったことなどもあり「福島の歌人・俳人たち」という企画は止まってしまっていましたが、第二回記事も予定しています。

 次回は「俳句」編。近日中に、書きます!

 

齋藤さん、本当におめでとうございます。出会いに感謝をこめて。



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