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36歳芸人のとりとめのない日常131。

こんばんは、狙い球を絞ってただひたすら次にその球が投げられる時を待つ、トゥインクル・コーポレーション所属の単独屋、ジャパネーズのウネモトモネで御座います。

59日目。

昨日は朝からオーディションに行った。ゆりかもめに揺られて。もう何度目になるのだろうか、あの番組のオーディション。前回行かせて戴いた時はめちゃくちゃ自信のあるネタを持っていたのに音響トラブルとかがあってグズグズになり、質疑応答もままならず、本当に悔しい思いをした。

なので今回はその失敗を踏まえて音響を使わないネタを持って行った。結構過去のネタで結構な勝負ネタだけれど、まだこのオーディションには持って行ったことのなかったコント。2本披露。前回よりはスタッフの方も笑って下さっていた気がする。質疑応答も前よりは積極的に行けた。そろそろ報われ始めて欲しい。でもそんな芸人さんがこの国にはごまんと居る。当たれ宝くじ。

帰りもゆりかもめに揺られて。高所恐怖症で絶叫マシーンなんて絶対に乗れない僕はゆりかもめでも結構怖い。なるべく窓の外を視ないようにしている。夜だと夜景が綺麗で気にならないんだけれどもね。1時間くらいかけて家に着く。ここ数日間なかなかまとまって身体を休められていなかったので、ここぞとばかりにぐうたら過ごすことに決める。新ネタ台本書きまくらなきゃならないのにさ。

あ、でもでもぐうたら過ごす前に送らなきゃいけない書類とかそういうのをちゃんと郵便局に持って行ったんだよ。あと洗濯物もしたんだよ。1回ぐうたらモードに入ると終わってしまうのわかっているからね。そのモードに入る前に面倒なことを済ませた。えらいそえらいぞモネ造くん。

で、そんなのを済ませてからようやくご飯を食べて。ちょっとお酒も呑んでぐうたらぐうたら。もちろんぼこくまちゃん(僕が溺愛している100cmくらいのクマのぬいぐるみ)を抱き締めながら。そのままウトウトと眠る。THE 堕人間。平日の昼過ぎだというのに。

起きてからはようやっと録り溜めて視られていなかったアニメを消化。といっても「天国大魔境」だけだけれども。いや、めっちゃ面白い。石黒正数先生の漫画が原作だから面白いのは確定していたけれど。むちゃくちゃ面白い。まだ4話までしか追いかけられていないけれども。いやぁこれは早く追いついてリアタイ視聴しなければ。

石黒正数先生の漫画と出逢ったのは大学3回生の時。当時所属していた軽音楽部、3回生で現役は卒業(4回生からはOB扱い)になる。その卒業公演の後の打ち上げで後輩から先輩にプレゼントを贈る風習があった。その時に後輩が僕にプレゼントしてくれたのが石黒正数先生の漫画「ネムルバカ」と短篇集「Present for me」だった。どっちも面白くって大好きな漫画になった。お金に余裕がないから他の作品は読めていないけれど、お金稼げるようになったら他の作品も全部網羅したい。

寝て起きて今日。久しぶりのアルバイト。5月に入ってから出勤予定日が3回あったんだけれども、急遽の広島帰省とオーディションでお休みを戴いてしまい、この日が5月の初出勤。新型コロナウイルス感染症がインフルエンザとかと同じ扱いになったので、いろいろと変わっている所もあった。マスク着用も任意になったけれど、まだまだ完全に外すのは難しそうな状況だと説明を受けた。夏には外せるかな。まぁ重度の厨二病で覆面キャラに憧れのある僕はマスクのままでもいいのだけれど。なんて。

たまたま件数がめちゃくちゃ少ない区域だったので1時間半くらいで作業を終え帰路につく。バイト先の最寄り駅で電車を待っていると音が鳴っている踏切を無理矢理に渡ろうとした老夫婦が踏切内に閉じ込められ、電車が急停車した。その老夫婦を別のお爺さんがめちゃくちゃ怒鳴りつけていた。何とも言えない気持ちになった僕はイヤフォンをつけて音楽を聴きながら江戸川乱歩を読んだ。

帰宅するとアチャが居た。どうやら今日はバイトが無いらしい。夜に更新刷る用のRadiotalkを録る。そこからは夜のライブに折り込む為のフライヤーというか新聞みたいなものを作成。久々のK-PROライブ、久々のナルゲキで「ジャパネーズ?誰?」っていうお客様も多いだろうから、少しでも新ネタ15本ライブに興味を持ってもらえるようにと。

ジャパネーズ界報

「惹翅頭界報(ジャパネーズカイホウ)」。3時間くらいかけて描いて作った。けれども、うーむ。反響全くないので効果は無かったようですね。無駄骨。嗚呼。そんなんばっかりの人生だ。ネタは「コメタキ・ポスト」をやりました。笑い声は聴こえなかったワケではなかった。でもどうなんだろう。この反響なのであの笑い声は僕の幻聴だったのかも知れない。エンディング、何かいろいろと眩し過ぎて目を瞑って告知をしてしまった。こちとらトゥインクルって名前の事務所に所属してるってのに。輝いてみせろよもっと。

何となく誰かと呑みたい気分になったので、唯一誘える後輩を勇気を出して誘ってみたけれどスケジュールが合わなかった。悉くそういう人生だ。誰の何ともタイミングが合わない。ずっと見逃し続けてしまっている甘い球。どうして厳しいコースの球ばかりに魅力を感じて手を出してしまうのだろう。でもカープはようやく連敗脱出。床田投手に勝ち星がついて良かった。

明日はバイトだけの日。帰って来たら書くぞ新ネタ。あと痩せなきゃ。あと「天国大魔境」の5話と6話も視なきゃ。生きなきゃ。そんな2023年5月8日と5月9日の36歳芸人のとりとめのない日常でした。生きなきゃ。

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