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37歳芸人のとりとめのない日常13。

こんばんは、今年もあと10日くらいだなんて、トゥインクル・コーポレーション所属の(今年は)新ネタ量産マシーン、ジャパネーズのウネモトモネで御座います。

今月の新ネタ15本ライブまであと4日になっちゃったね。即ち今年のM-1決勝戦まであと4日。今年のPVもカッコ良いですね。ああいうのにジャパネーズが映る日が来ることはあるのだろうか。そしてもし映る日が来たとして、僕が高校二年生の時にテレビで視て"芸人"という職業に憧れたM-1のドキュメント番組の中の芸人さんのように、ジャパネーズのウネモトは輝いて視えるのだろうか。そんな僕を視てあの日の僕みたいな、さえないどうしようもない17歳が「芸人になりたい。」って思ってくれるのだろうか。

前回記事、男性ブランコと久しぶりに共演をしたことを綴り、浅はかにも「#男性ブランコ」なんて付けてしまったものだから、おそらくは男性ブランコのファンであろう方々が足を運んで下さって、いいね?スキ?どっちかよくわかっていないけれど、とにかくそんなのを押して下さった模様。しかしながら4,000字以上の駄文の内、男ブラに関して書かれているのは3%くらい(※誇張しています)。本当に申し訳ない気持ちになる。今度からは男性ブランコのことを綴る場合はきちんと男性ブランコ純度100%になるよう心掛けようと思っているのにこの有様モヤさまエンドレス・サマー。まぁ今回は「#男性ブランコ」を付けないという成長は視せてやろうじゃないのさ。

新ネタ15本ライブまで、日付変わってあと4日。前回記事を更新した時は15本中4本しか出来ていない状況だったけれど、その後相方と稽古場に入ってアイディア出しや既に出ているアイディアのブラッシュアップをして何とか8本まで完成した。本番4日前にしてほぼ半数のノルマがあるというのは決して楽観視できない状況ではあるのだが、とりあえずオープニングコントとエンディングコントは書けたので心に多少余裕は出来た。特にエンディングコントは本番の日付に相応しい此処でしか観られないコントだと思う。こういうコントを書いちゃうから、僕はまだウネモトモネという厨二病コント作家の才能を見捨てることが出来ずに居るんだ。

今月は体調を崩したりライブが入ったりで既に結構休んでしまっているアルバイト。正直これ以上休みを取ると来年1月の収入が絶絶絶絶絶望的な金額になるので避けたい所だったのだけれど、台本作り以外にもコントで使う音源の作成・編集や小道具作りもしないといけないので、逆算して絶対に時間が足りないという結論に至り、結局日付変わって今日のアルバイトを休み、稽古場に籠って鬼作業することにした。すまない、来月の僕。晩酌を我慢して頑張ってくれ。

まぁでもめちゃくちゃ気合いは入っているので、今日でしっかり残り7本書き切ってやりますよ。こないだ相方と稽古場行った時は寒さ対策が甘過ぎて足元サムサムやる気激落ち丸だったので、防寒MAX足元ホットホット許可局で頑張ろうと思います。日付変わって明日は元々バイト空き日だったし、コンビで稽古場稽古する日だったから、最悪泊まり込みで書き上げたろうやないかい。そんな心持ち鏡餅。

こないだの土曜日、K-PROさんのライブ「ナルゲキロックスvsバルムンク」に出演。久々に2ヵ月連続のナルゲキ出演。人気も実力もギュインギュインのナルゲキロックスメンバーに立ち向かうバルムンク軍。僕はバルムンク軍にすら馴染めていないので心の中では「ナルゲキロックスvsバルムンクvsウネモトモネ」の三つ巴状態。なんだろ、本当に楽屋で気兼ねなく会話出来る人間が相方以外居ない。おまけにこの日「何とか印象には残ってやる!」と意気込んで「君がくれた黄色い花」っていう結構ブっ飛んだコントを持っていたんだけど、このコントで使うマネキンに空気入れるのにすごく手間取ってしまって、場当たりの時からずっと「しゅぽ!しゅぽ!しゅぽしゅぽ!」音立てて膨らましてて。なんかそれがずっとかまってちゃんみたいな感じになってて。気を遣った数名の芸人さんが「大丈夫ですか?」とか「大変そうですね。」とか声掛けてくれて。「嗚呼そういうつもりじゃないのに、そう言わせてしまっている。」と自己嫌悪に陥って。本当に申し訳なかったな。

ネタの手応えは可もなく不可もなく。SNSを視る限りそんなに印象に残った人も居なかったみたいで絶望。ここ最近のK-PROライブの中ではまだウケた方と思っていたけれど、やっぱり評価されてはいない模様。そしてあのくらいの笑いの量で「そこそこウケた」と錯覚してしまった現在の自分の感度にも絶望。どうすりゃええねんどうすりゃええねん。極論ホンマはひとりでも笑ってくれる人が居たならええんよ。でもさ、それじゃスベったってことになって、芸人としては死ななきゃならないそんな世界だから。あの透明なギロチンはいつ落ちてくるの?ひと思いにやってくれよ処刑人。

こないだの月曜日に出た「ルラシオン!」。こちらでは「納得いかない!」というコントをやった。それなりに笑いがあった個所もあったけれど、アンケートを視た相方は「そんなに良くはなかったな。」と。透明なギロチンがまたひとつ僕に近づいてくる。じりじりじりじりと近づいてくる。昭和のバラエティー番組の金盥よろしく勢いよく落ちてきて僕の首を刎ねてはくれないか。楽屋でほんの少しだけ、さんぽの岩永とコント作りの話を出来た時間は愉しかった。

漫画「アンダーニンジャ」、6巻くらいで止まっていたけれどようやく最新巻まで読んで、アニメも9話くらいまで視た。

※ここから漫画「アンダーニンジャ」のネタバレそこそこ含みます。ご注意ください。

めちゃくちゃ魅力的なキャラクター多いよなぁ、この漫画。鬼首結構好きだったけれどかなり早々に離脱してしまって残念。大野さんと川戸さん上忍ってパターンあるのかなぁ。あったらかなり激アツだけど。神隠も序盤の何気ない会話でサラッと伏線張ってたからなぁ。でも大野・川戸上忍説はまんま過ぎるのか。うーん。大野さんがめっちゃ強いとこ視てみたいけれど。やっぱみんな好きじゃんそういう展開。そして頭がそんなに良くない僕は未だに勢力図というか敵対関係というか全体像を完全に把握できていない。あと4回くらい読んだらもうちょっと理解できるのかな。でも、このくらいの何となく把握でも愉しめる漫画「アンダーニンジャ」。アニメ版はやっぱり結構シーンカットされてるアンダーニンジャ。ってか花沢健吾先生すご過ぎるな。「ルサンチマン」描いて「ボーイズ・オン・ザ・ラン」描いて「アイアムアヒーロー」描いて「アンダーニンジャ」描いて。何本名作生むんだ。1巻で止まっているけれど「たかが黄昏れ」も続きがあるなら気になるし。って気になって今ネットで調べたら「たかが黄昏れ」、花沢先生が「再開の目処が立ってない」って仰ってるのか。そうか。まだ視ぬ未来へ期待。

来年の正月はおせち作らないことにした。さすがに毎月の新ネタ15本ライブで精神も肉体も疲弊しているので少しばかりゆっくりしたい。まぁでも年越し蕎麦(ほぼ出来合い)と煮物とお雑煮くらいは作ろうと思う。やっぱそういうの大事な気がするし。黒豆さん炊いたり伊達巻作ったりはしない。

どうでもいいけれど、今月29日のキャモンさん主催の「みんなのうた」ってライブ。キャモンさんからは「歌を歌うだけのライブ!」ってオファーもらってたけれど「キャモンさんのことだからきっと『歌う歌うつって歌わせないみたい』なライブの可能性あるな。」と思っていたけれど、コンピューター宇宙のブティックあゆみが出演者に追加になっていたからいよいよその説が濃厚になってきたな。一応「何歌おうかな?」とか考えていたけれども、あまりその気にならず、芸人として何が出来るかを必死に考えておこうと思います。激ストイックライブやでホンマ。

この世界から、すべての人たちの視界から、景色から、記憶から、消えたくって、消えてしまいたくってしょうがない僕は、不織布マスクをしてダウンジャケットのチャックを上まで締めてフードを被って「オン アニチ マリシエイ ソワカ」と呟く。視えなくなったのは明るい未来だけだってさ。地獄が待ってる。其処で舞ってる。

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