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本好きのための読書案内

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最近出版された本、入手しやすい本を中心に、主要論点を紹介します。 ジャンルは、歴史書、思想史、社会科学がメインです。
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#読書

升味準之輔,1967『日本政党史論3』東京:東京大学出版会,第7章 大正政変

桂太郎の歴史的な意義は何か? 安倍晋三元総理が歴代首相在任期間で歴代1位を更新するまで、1…

うねごん
3年前
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エマニュエル・トッド, 2020『大分断 教育がもたらす新たな階級化社会』大野舞訳, 東…

コロナは民主主義を終わらせるか? アナール学派の中でも高名な学者であるトッド氏に対して、2…

うねごん
4年前
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青い馬も馬である

L.ビンスワンガー『現象学的人間学(新装版)』(みすず書房,2019) ※原著は1947年本投稿で…

うねごん
4年前
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人類を変えた衝撃的な体験!?

ジョン・ヒッグス,2019 『人類の意識を変えた20世紀』(インターシフト) 人間の本質は変わ…

うねごん
4年前
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デモクラシーを支えるものは、理性だろうか?

佐藤優,2020 『16歳のデモクラシー』 東京 :晶文社前回、本の取り上げ方を紹介した。ざっく…

うねごん
4年前
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どんな本? どんな風に取り上げる?

このシリーズで、どんな本を取り上げていくのかを簡単にまとめます。 まず、歴史系の本。今が…

うねごん
4年前
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本好きのための読書案内

初めまして、うねごんです。 最初に簡単な自己紹介を。 私は大学卒業後企業で人事の仕事を担当し、気付けば20年ほどになります。 キャリア開発や評価制度、労務など一通り担当いたしましたが、残念ながらいまだ不完全燃焼で、どうしても企業や組織の方向と自分の考え方が合わず、モヤモヤとし続けたまま、気がつけばもう人生は折り返し点を過ぎておりました。 なぜ私はこれほどモヤモヤしているのか? ビジネスの世界で新しいと言われるものに新しさを感じなかったり、経営者が言っていることに文化