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38. 北京で(番外編その3:中国の同僚とのよもやま話)

一方同じ中国でも、香港の同僚と話したことで印象深いことと言えば、以前(確か2015年頃)にドラえもんの声優さんで、現地での吹き替えをやっていた男性が亡くなったことが大ニュースとなった由。
 
まあ、日本のアニメや漫画は香港に限らず、世界で大人気ですけどね。
 
その話はフランスに出張中に一緒にご飯を食べに行った女性から聞いたのですが、その時ワインを飲んでご機嫌になった日本贔屓の彼女に、
“What is popular in Hongkong about Japan except amination ?”
(アニメ以外では日本の何が香港でウケてるの?)

その時は2人で2本開けたので、まあ結構飲んではいたんですが

“Japanese foods, definitely. And… AV !”
(もちろん日本食よ。それから…AV!)
前者に関しては、以前来日した時にも出てくる料理を全て携帯で撮影していたので知っていましたが、思いもよらない後者のお話にはこちらもタジろいでしまって、うつむき加減でおりますと、
 
“My boyfriend loves it and has a lot of videos ! He doesn't know I'm aware of it, but I can’t stand it ! … *****!)
(私の彼ったら日本のAVが大好きでビデオをたくさん持ってるのよ。彼は私がそのことを知ってることに気づいてないけど、彼は私それが許せないのよ!****!)
 
その後彼女が何と言ったかは覚えてはいるのですけどねぇ...。 
しばらく彼女とは話しづからかったです。
向こうはかなりキコシ召されていたので、ボクとの会話の最後の方は全く覚えていない様なのでしたけどね。
 
また別の話になりますが、中国で新聞や看板などを見ると書かれている漢字が(我々からすると)省略されていて、なんだか漢字を間違えている様な感じがしてめちゃ違和感があります。
 
こっちのご先祖様が「ひらがな」や「カタカナ」作っといて何たる言い草でしょうねぇ、ごめんなさい。_(._.)_
 
も一つ引っかかることが。
幾つかの漢字の意味が日本と違うのですよ。
 
「小心」(注意)というボードがホテルや空港に置かれていることが有ります。
 
最初にこれに遭遇したのは北京のホテルのロビーから二階に階段で上がろうとして出会った、黄色のボードに書かれていた赤い文字の「小心」「小心」「小心」「小心」「小心」五連発。

ボクが実際にお目にかかったのはこんな看板でしたが、文字は「小心」のみだったんです。

二階のレセプションで会った中国の同僚に
“I got this word means 「Caution」 in Chinese.”
(この言葉は「注意」って意味なのはわかるけどね)
 
“But, 「SMALL HEART」 means 「CHIKIN 」in Japanese.”
(でも日本語ではチキン(英語のスラングで「小心者、臆病者」)って意味になるのよ)
 
“Therefore, some Japanese who see the board may think 「Why do they know I am CHIKIN ?」
(なので、このボードを見た日本人の中には「なぜオレ様がチキンであることがバレているのか?」って思うヒトがいるかもよ。)
というと本家の中国の方々には大変ウケました。
 
でも僕がもっとヒドいと思うのは「手紙」は中国語ではトイレットペーパーであること。
 
本家に対して大変失礼だとは思いますが、ここはあんたンとこが変だと言いたいと思いますです。

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