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41. 6年ぶりのヨーロッパ(その4:同僚の買い物にお付き合い)

移動日に半日近く空いたので、まずは奥さんからからの指示を受けている同僚のお買い物にお付き合い。
 
「マジパンってお菓子を買う様に言われてるんですよ。」
と言うので、取りあえずスーパーマーケットを探しながら、
「でもどんなお菓子だか全然わからないんです。一応写真は送ってもらってるんですが。」
とノタまいます。
 
実はボクも食べたことはないのですが、昔読んだフォーサイスのスパイ小説で主人公がダイナマイトだと言ってマジパンを渡して相手をダマすというクダりがあったことを思い出して、その話をしつつ、
 
「確か、あんまり高級じゃないし、それほど美味しいワケじゃないと思うよ。チョコレートとかにしといたら?」
とは言ったのですが、
「ヘンな情報を入れないで下さいよ。こっちは奥さんの指令を忠実に守るだけです。」
との同僚をあまり惑わせてはいけませんのでね。

マジパン。同僚が購入したのは個装された長めの直方体でした。

メインストリートにはスーパーマーケットはないと思っていたのですが、同僚が野菜を袋に入れて歩いているヒトを見つけたので、
“Is there any super market ?”
(この辺にスーパーマーケットはありますか?)
 
“Turn right at the next corner. Then you will see escalator to go down to the shop.”
(次の角を右に曲がるとお店に行く下りのエスカレーターがありますよ)
 
と教えてもらったところは今日も2-3度通り過ぎたところ。
何の看板もないので、地元民でないとなかなかわかりづらいです。
 
中に入ると結構広いお店でしたが、お菓子のコーナーを何度見てもそれらしい品物は無く、お店の人に尋ねても置いていない由。
 
その後コンビニ風のお店を含めて、もう2軒回ってもどこにもなかったので、ややアセりましたが、4軒目で無事にマジパンを数種類購入し(かなり安価ですみ、ヨロこんだ同僚に帰国後話を聞いたところ、「正直かなり甘くてあんまり美味しくはなかったです」)、次なる指令のお鍋を探しに。
 
店頭に食器が並んでいる店舗を見つけて、まあ何かあるだろうと入ってみると店頭からは良くわからなかったのですが、4階建ての建物のすべてのフロアが奥の方に広がっており、かなり大きな店舗でした。
 
それまでは何度も前を通り過ぎていたのにねぇ。
入ってみると思いがけない奥行き、なんて人間もおなじですか、なんて余計な話は置いといて。
 
販売している品物も日本のそれと比べると珍しいものが多い感じです。

色遣いがカラフル。タジン鍋まで。
デザインが独特なのはトルコ系とか移民のヒトも多いせいかな。

ここでは依頼されている品物はもう代替わりしてて品切れということでしたが、付き合ってるボクとしてはちょこっとは料理もするので、珍しい調理器具類を見ているだけでなかなか楽しめました。

めちゃゴツい圧力鍋(鍋なのか?これ)

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