スーパーファミコン ウルティマ6 偽りの予言者 統制の徳 象徴

統制の徳 象徴

「私は偉大なる魔法使いだった。

"統制"、すなわち全てをまとめる事が私の目指していたものだ。

自らを統制し、全てを統制する。

しかし、より大きな統制を求める心に、

自分自身が飲み込まれてしまったのだ。

統制を望むならば、まず、自ららを統制する事が必要だ。

自分を統制出来ねば、そこには力は、生まれない。

ガーゴイルはこれをよく知っている。

彼らは、強き者が弱き者を導くという考えを持っている。

それによりこのような滅亡を迎えそうな時でも、

きちんと生きてゆけるのだ」

「わたしは いだいなる まほうつかい だった。

"とううせい"、すなわち すべてを まとめることが

わたしの めざして いたものだ。

みずからを とうせいし、すべてを とうせいする。

しかし よりおおきな とうせいを もとめる こころに、

じぶんじしんが のみこまれて しまったのだ。

とうせいを のぞむならば、

まず みずからを とうせいする ことが ひつようだ。

じぶんを とうせい できねば、そこに ちからは、

うまれない。

ガーゴイルは、これを よく しっている。

かれらは、つよきものが よわきものを、

みちびくという かんがえを もっている。

それにより このような

めつぼうを むかえそうな ときでも、

きちんと いきて ゆけるのだ」

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