微笑む暁星

焦って費やして泣いて叫んで

疲れて寝れなくて笑って暴れて

嘆いて喚いてうずくまって悲しんで

現実逃避をする日々に


苦い暗い辛い甘い淡い君が微笑む。

雨時々曇りの空が朝の日を反射しても

しなくても輝いて見えるよ。

君がそうだ。そう思うのは私だけ?


なんとなくをなんとなくで済ませて

いれるのは貴方が生きているからで

化石になったら意味ないよ。


意味。ないような気がする。

君が。居ないような気がする。


僕が君に言う “kawaii” って言葉は

君の脳とか心臓とか血管とか血液とかから

滲み出る歪んだ愛とか恋とか

ハートとかピンクとか全部を煮込んで

原子レベルで壊して崩してボロボロにした

よくわからないけど綺麗な嫉妬でできている。


知らないなら知らなければどうにでもなると

思っていたけどその分知りたくなるのが

人間らしいと悟った僕は

僕だけが知ることの許される

君の “kawaii” や可愛いやかわいいやカワイイ

で脳みそを腐食して溶かす薬。

輝く星が墜ちる夢を見た。

そこには君がいて優しくもない

憎たらしい笑顔で笑ってる。

消えない記憶と残った残像が

溶け合う時間をスパイスに脳を満たした。







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