ミラーシェード入門

(この記事はニンジャソン企画により作成した記事です。特定のニンジャを重点した内容になっておりエピソードの内容がおざなりになっているのでご注意ください)

ニンジャ同士のイクサは非常にシビアで、一瞬の状況判断がイクサの勝敗を左右するケースが多いです。あるニンジャ曰く、ニンジャの死因の4割がトドメのタイミングの読み間違いだそうです。もしあなたが暗殺行為を得意とするニンジャならばその事実は重く受け止めざるを得ないでしょう。

さて、ここに登場するニンジャはミラーシェードです。彼はザイバツ・シャドーギルドに所属するニンジャです。カラテがとても強く、ステルス・ジツを使った暗殺行為が得意なニンジャです。

暗殺者は正面から戦うと弱いという先入観にとらわれている方も多いでしょうが、ミラーシェードはカラテが強いので正面から戦っても特に問題はありません。なぜミラーシェードはカラテが強いのでしょうか?

答えはザイバツのシステムの中に隠されています。ザイバツはロード・オブ・ザイバツを頂点としたピラミッド型の組織構造になっておりロード・オブ・ザイバツより下の位階にグランドマスター、マスター、アデプト、アプレンティスと続いていますが、厄介なことにグランドマスターが派閥争いを広げています。大まかにいうとキョート貴族派とロード近侍派とカラテ派に分かれています。ミラーシェードはカラテ派のサラマンダーの派閥に属していました。

サラマンダーはかつてドラゴン・ドージョーで修業を積んでいた、カラテ至上主義の強大なニンジャです。ミラーシェードは時期は不明ながらサラマンダーにカラテの腕を見込まれてザイバツにスカウトされました。サラマンダーのもとにミラーシェードはカラテを鍛え続けてきたのです。

ミラーシェードが初めてニンジャスレイヤーに登場したのは【シャドー・コン】というエピソードでのことです。ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジはある目的のために、キョート地下カラテトーナメント「シャドー・コン」アイアンリングという名前に出場します。もちろん「シャドー・コン」はザイバツの息がかかっており、その主催者はザイバツのグランドマスターであるサラマンダーです。フジキドは順調に対戦相手のニンジャを殺していき決勝戦にコマを進めていきました。決勝の対戦相手は何を隠そうミラーシェードなのです。ミラーシェードの使命は「シャドー・コン」を勝ち上がってきたニンジャをカラテ選別しザイバツにリクルートすることでした。そして決戦のドヒョー上でイクサが始まります。

ニンジャのイクサなのでミラーシェードは強敵であるフジキド相手にステルス・ジツを使うことを惜しみません。しかしフジキドはステルス・ジツ状態のミラーシェードに徐々に対応していき、反撃に転じるのです。形勢は逆転され、もはやこれまでかと思った瞬間、乱入者が現れます。サラマンダーです。ニンジャスレイヤーとイクサをするために乱入したのです。そして凡俗なモータルには想像を絶するニンジャのカラテとカラテのぶつかり合いが始まりました。そして決着がついた時にニンジャリアリティショックが観客の前に嵐のように襲い掛かかりケオスが始まりました。ケオスの中、ミラーシェードはストレッチャー上で「……マッポーカリプス」とつぶやきました。

【シャドー・コン】でのミラーシェードの出番はここまでとなっています。【シャドー・コン】のイクサを生き延びたミラーシェードには次の出番があるのですが、ここから先は自分の目で確かめてください。

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