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島と住職と私

生後、周りが360度海に囲まれた島で育った自分

お寺でお経を聞いたり、近所の子供と遊んだりしていたようです。
私には3歳下の弟がおり弟もこの島で生まれ育ちました。

当時お寺の仕事とは別に、島の港付近で商店を営んでいたそうです。

これは私が大きくなってから聞いたことなのですが、当時このお店用の車がありその運転席に確か4・5歳の私が座り遊んでいたところ、車が発信し海に突っ込みそうになったそうです。

当時バンだったのでコラム式シフトで、サイドブレーキがかかっておらず多分遊んでいるうちにギアがニュートラルに入りゆるやかな下り坂で動き出したようです。

それに気づいた親が、慌てて止めたと後で聞いた話しです。

そんな間一髪で生き延びた幼少の私ですが、気が付くと5・6歳でさらに北の地へ引っ越すことになるのです。

その理由さえも分からぬままに・・・



人間は強いショックを受けたり、いやな記憶を遠ざけるように記憶に蓋をするようです。

私もそんな一人でぽかんとこの頃の記憶が残っていません。





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