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修学旅行と人魂

小学生の時の修学旅行

隣の県のお城や観光地を巡り少し遅くに、ホテルに着きました。

辺りはすっかり暗くなっていました。

ホテルに到着しご飯、お風呂を済ませ割り当ての部屋へその頃仲の良い友達と3〜4人で和室に泊まりでした。

もちろん布団を敷くタイプですので、恒例の枕投げなどをし遊びきったら床につきます。

少し眠くなりうとうとしながら、布団に入りながら友達と話していました。

寝ぼけ眼のせいか、壁のいわゆる欄間のある辺りに何やらゆらゆらと灯りが見えます。

私は友達に

「何か灯りのようなのが見えない?」

って聞くと 

「うん見える。車のライトじゃないの?」

と言われその時は、

「そっかぁ」

と確かに、車かなぁ…って

思ったのですが


??

あれ?確かこの部屋は7-8階の高さです。

??


この高さまで、車のライトが当たるかな?

と思いつつ

うとうとしていました。


まるで炎のような灯りは、
ぼんやりと緩やかに右へ左へと…


そのうち段々と瞼が降り、いつの間にやら眠りについていました…



翌朝目が覚め

窓際のカーテンを開けると


そこに見えたのは……



墓地でした。一面の…



このホテルに入ってくる為の道路は、幹線道路より奥地へ入るような敷地延長の形なので、とても車のライトが部屋に当たるような構造になく、まして高さが7-8階ともなると尚更です。

その敷地延長の道路に併せて寄り添う墓地。

それを見た瞬間ゾッとしたのと、
なるほど🧐と思いました。


52年生きてきて、霊などは全く見た事がないのですが、このあと10年の時を過ぎて人魂を見る事になるのですが私にとっての心霊体験の第一弾という過去のお話でした。

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