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「妊婦トレーニング」に取り組んだ栗原ジャスティーンさん 出産を終えた今、妊婦さんたちに伝えたいこと

私たちは今年の2月から、スポーツドクターであり産婦人科医の高尾美穂先生、アンダーアーマーのトレーナーたちとともに、契約モデル栗原ジャスティーンさんの妊娠生活をサポートしてきました。妊婦アスリートのリアルなトレーニングライフを、「mamaworkout」と題したジャスティーンさんのレポートとしてアンダーアーマー公式アプリにて配信してきましたが、ジャスティーンさんが7月11日に元気な赤ちゃんを無事に出産。8月13日に連載は最終回を迎えます。出産を終えた今、妊娠中にトレーニングを継続していて感じたこと、これから出産を控える妊婦さんたちに伝えたいことをお聞きしました。

ジャスティーンさんが妊婦としてトレーニングに取り組んだ理由について、
詳しくは以下の記事をご覧ください。

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つわりで運動ができなかった妊娠初期を除いて、ずっとトレーニングを継続していたので妊娠前と同じコンディションを維持できました。特に運動をして汗をかくことで、気持ち的にリフレッシュできたと感じています。また、出産は過酷で体力や筋力を使いますが、トレーニングのおかげで問題ありませんでした。この瞬間のために良い準備ができて良かったなという気持ちです。

妊婦がトレーニングをすることについて、最初は否定的な意見もいただきましたが、発信を続けていくうちに、「運動をしていて日々気分がいい」「赤ちゃんがしっかり動くのを感じることができる」など、たくさんのポジティブな言葉が届くようになりました。
さらにうれしかったのは、「妊娠中だから運動できない」といったネット上の発言に対して、「そんなことないよ、妊婦さんでも運動できるんだよ」と私の発信を代弁してくれる方たちが増えていったことです。

これから出産を経験する妊婦さんたちに伝えたいこと。
まず、妊娠と一言で言っても体力やリスクが違えば、赤ちゃんの状態も一人ひとり違います。個々の違いをしっかり把握してほしいです。もし、その上で運動ができる状態ならば、自分のためにも子どものためにも、運動することをおすすめします。なぜなら、お母さんがストレスフリーでいることが大切で、ストレスは家庭内にもお腹の赤ちゃんにも伝わるからです。汗をかいてリフレッシュするだけでも全然違います。
妊婦さんは運動しちゃいけないという固定観念にとらわれることなく、ぜひ正しい知識に基づいて、お医者さんと相談しながら自身の妊娠生活について考えてもらえればと思います。

自分自身と赤ちゃんのために勇気を持って新たな取り組みを行い、前に進み続けたジャスティーンさん。結果として、肉体的にも精神的にも充実したマタニティーライフを送ることができました。私たちは慣習や固定観念にとらわれることはありません。これからも正しい知識に基づいて、あるべき姿を実現するために挑戦するアスリートをサポートしていきます。

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