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肉じゃがとシチューを作ってみた。

初めての投稿なので、とりあえず簡単なことから書いてみる。
最近些細なことだが、自分にとってはものすごく大きい発見があった。

唐突な自分語りになるのだが、私は昔から自分に自信がなく、新たな物事に対して取り組むのに、取り組みもしないうちから「どうせ私は不器用で上手くいかない」と考えて、遠ざけてきた。
実際、私はそこまで要領が良くなく、苦手なことが多い。人が普通にできることが、私には出来なかったりすることも多々ある。
でも最近、私が遠ざけてきたものを何となくやってみると、自分が思うより案外上手くできることに気がついた。そして、新しい物事に取り組んでなんかしらの成果を得るのは、本来とても楽しいことなんじゃないか?ということにも気がついて嬉しくなった。

今回のタイトルにも繋がるのだが、私は普段なかなか料理をしない。仕事が忙しいからとか、そんな余裕ないからとか、手先不器用だし料理本を見ても上手く出来ないし…とか様々な言い訳をして、料理をすることを徹底的に避けてきた。
私が料理する時は、朝ごはんがないから卵焼くか…とか、何となく肉焼くか…とか、レトルトあっためるか…くらいのものである。あと年一でバレンタインくらいか。
とにかく私は簡単に出来て絶対に失敗しないものじゃないと作りたくない、と思っていた。

普段料理をしないのだが、ココ最近料理をする機会に恵まれた。この間、恋人の家で肉じゃがとシチューをつくった。(マフィンはバレンタイン用に作ったもの。たまたま上手くいったので載せてみた。)
私の恋人はたまに料理をするので、包丁の持ち方とか火加減とかを手取り足取り教えて貰いながら料理をした。
正直、初めはあんまり上手くできる自信がなかった。今まで自分で料理をしてみようと思い、何回か自分でやってみたこともある。でもだいたい、ちょっと具材を焦がしてしまったとか、ちょっと不格好だとか、ほんのちょっと失敗しただけで、私は料理の才能がないし、上手くいかないんだと思ってしまっていた。
今思えば変に完璧主義だったのかもしれない。

しかし実際恋人と一緒に料理を作ってみたら、結構美味しく出来た。恋人に色々教えて貰ったのもあるし、決して私だけの功績ではないけど、やってみたら意外とできるじゃんってことに気がついた。

私がやったって上手くいかないとか、どうせ失敗するとか、才能がないとかそういうふうに思っていたのは自分の中での勝手な思い込みで、ちょっとやってみて失敗したからって今後二度と上手く出来ないわけじゃない。実際にシチューと肉じゃがを作ってみてとても楽しかったし、今まで食べたシチューや肉じゃがよりもなんとなく美味しく感じた。
自分は意外とできるんだなって可能性を感じた。そう思うと、ちょっとだけ自分のことを好きになれた気がした。

些細なことだけど、それに気づけたことがものすごく嬉しかった。今後、忙しかったりはするけど、ちょっとは料理する習慣をつけようかなと思った。

今回の話は料理のことだけど、私は他にもやってみたいことや、仕事のことで新たに取り組まなきゃいけないことがある。
新しいことに取り組むのは、まだちょっと怖い。ついつい今までの考え方の癖で、上手く出来なかったらとか、どうせ不器用だし…とかネガティブに、自分の可能性を閉ざしてチャレンジしないように、触れないようにってしてしまうことがある。でも、やってみたら意外とできるんだよっていう事例をこれからも増やしていきたい。今後はできる限り色んなことに挑戦していきたいと思っている。
新しいことに挑戦する度に、自分のことをちょっとだけ好きになれるような気がするから。

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