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仕事を1年間やってみて〜営業について思うこと。

仕事の話をしようと思う。
私は2020年卒で、今社会人一年目だ。
そろそろ二年目になろうとしている。
営業職として採用され、最近ようやく配属が決まり、今は右も左も分からないままひたすら営業活動をしている。今回は、営業活動をしてきてちょっとずつ分かってきたことについて話したい。

私今でこそ営業職として働いているが、就活をしていた時、営業だけは死んでもやりたくないと思っていた。
人と喋るの得意じゃないし、無茶を言うクライアントに対して頭を下げたり、ノルマも課せられてそれに満たなければ詰られるようなイメージが頭の中にあり、私のような口下手じゃ絶対出来ないよなーと思っていた。


だから、就活の時は内勤の仕事を志望して就活をしていた。
就活はとても苦労して、何とか6月終わりで終わった。内勤志望で受けていた会社にはことごとくお祈りされ、今の会社で営業職として採用されることになった。
内定を貰った後すぐ就活をやめて今の会社に入ることを決めたが、入社が近づくにつれて「いや…営業できるのか?」という思いが大きくなっていった。

入社した後も不安は尽きなかった。
同期が私の代は8人いて、割とみんな話好きで弁が立つタイプが多く、私のように口下手な人はほぼいなかった。みんな営業向きの性格に思えて、なんで私が採用になったのか分からなくなった。別に営業をやりたいわけではなかったし、営業に対するイメージは良くないままだった。

7月頃に営業のロールプレイングをすることになった。他の同期はやっぱり喋るのが得意だから、ロールプレイングでもかなり喋ることが出来ていたが、私の初めてのロールプレイングは散々だった。
研修で習ったはずの事が口から出てこない、そもそもお客さんと何を話したらいいのか分からない、30分くらいを目安にお客さんと話すようにと言われたのに、5分くらい沈黙してしまった挙句15分くらいしか喋れなかった。
やっぱり営業なんて向いてないと思った。本当にこの時は会社が辛かった。

ロールプレイングが終わってからはあっという間だった。9月頃からOJTがはじまり、12月頃に課の配属が決まって、1月から営業デビューをした。営業デビューしたての時は本当に不安でできる気がしなかったが、先輩に教えていただいたおかげで今のところ1人で何とかやっていけている。まだまだ分からないことは多いが、ひたすら営業活動をしていたら、自分が意外と営業できているということに気づいた。

その理由は3点ある。
1点目は、口下手でもうちの会社のことを気に入ってくれたら問題ないことがわかったこと。
2点目は、イメージしていたほどお客さんは怖くなかったこと。
3点目は、会社やお客さんを見渡してみたら口下手な人や人見知りが激しいタイプの人が結構居たし、意外とそういう人がトップ営業マンだったりしたこと。

ココ最近ガッツリ営業活動をするようになったので体感でしかないが、私が無理に話さなくてもお客さんは割とうちの会社のことを気に入ってくれるし、問い合わせもくれる。

お客さんのことも理不尽で話が通じない者だと思っていたが、話してみれば普通に商談ができた。新人で分からないことが多いという話をしたら、頑張ってねと優しい声をかけていただけたりもした。お客さんも私と同じ一人の人間なんだということを肌で体感できた。営業は売り込みじゃなくて信頼関係の構築だということがなんとなく理解出来てきた。

入社したての時は口下手じゃ営業は出来ないと思っていたが、会社の人は人見知りな人とか口下手な人が意外と多かった。営業だから話せなきゃいけない訳では無いし、話が下手なら聞き上手って路線で行くのもありだよ、と口下手だけど売上トップの先輩に教えていただいた。その言葉で、営業に対するネガティブな気持ちがだいぶ減った気がする。

そのおかげか最近は早く売上をあげられるように、アポ取れないかな…注文決まらないかな…とちょっと楽しみになってきた。
営業なんて辛くて苦しくて、私みたいな人間には向いてない仕事だと決めつけていたが、意外とやってみると楽しいことに気づけた。右も左もまだ全然わかっていないけど、意外と営業できてることに気づけたのは本当に良かった。ちょっとずつではあるが確実に営業ができるようになってきているのは感じるので、努力を怠らずに精一杯やっていきたいと思う。


関係ないが、自分の記事を見てると文章が長くなってしまって見にくい…
みんなどうやってまとめてるんだろうか。
そのへんもこれから勉強していきます…。

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