見出し画像

2018.03.31 キウイ&レモンジャム

さて、レモンをどうやって入れようか迷う。

普通にマーマレードを作る要領で良いのか。
果肉だけを取り出して入れるとか。
でも外皮は刻んで入れた方が絶対にきれい。
薄皮もみじん切りで入れてしまおうか。
種をお茶パックに入れて煮ればペクチンがとれる。

果肉を取り出して加えたら粒々が見えてかわいいかもしれないけど、めんどくさいので果汁を絞る。果肉はまた別の柑橘でやってみてもいいかもしれない。はるかみたいな黄色いみかんを使ったらきれいになりそう。

キウイとしての食感を邪魔しないように、外皮は普通のマーマレードより細かく、薄く刻む。幅15mm、厚さ1mmといったところ。

マーマレード同様に1度茹でこぼす。
少量であればそのまま加えて苦味を残してもそれはそれで美味しいかもしれない。しかしまぁ初めてだしここはセオリー通りに。

透明感を出したいので薄皮は加えないことにする。食感としても、加えない方がキウイの種のツブツブが活きるだろう。捨ててしまうの少しもったいない気はするが。

種を煮出すのはやめておく。
キウイだけでそこそこトロミがつくし、このジャムは絶対ヨーグルトに合うからゆるめに仕上げたい。

今回はレシピを参照していない。
インスタで見てこれは美味そうだと思い立ってやりはじめたので、レシピがない。こんな感じで出来上がりのイメージを整えながら適当にやってみるしかない。

キウイは厚さ5mmのイチョウ切り。
絞ったレモン果汁+茹でこぼした外皮+キウイの合計の重さに対して40%の砂糖を量る。鍋に全部入れて30分ほど置いて馴染ませておく。

火にかけて、灰汁を取りながら10分くらい煮る。
キウイのような緑色の材料は加熱によって色が変わりやすいので、弱火でコトコトは厳禁、中火くらいでグツグツ煮て短時間で火から下ろす。

瓶に詰めて出来上がり。

画像1

めっちゃかわいいな。
色も良いし、レモンの果皮がなんかオシャレ。

さらに味がとても良い。
レモンの爽やかな酸味と香りが、キウイの甘味と調和する。

レモンだけ、キウイだけのジャムはもちろん美味しいが、どうしても単調な味になる。混じり合うことでカラフルで陽気な春夏ものっぽい風味が生まれるのだ。

キウイもレモンも冬が旬だけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?