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【アメリカ旅行8日目+α】発生確率0.1%_2023年6月2日(金)

・7泊9日のアメリカ旅行もこれで最終日です。

ボストンの街並み

「お前日記書き切るのに何日かかってるんだよ」というご意見をたくさんいただきましたが、本当におっしゃる通りです。このまま書かずに終わってもいいかなと思っていたのですが、次の旅行日記を書かないといけなくなったこともあり、重すぎる腰を上げて今日記を書いています。

・最終日は引き続きボストンに滞在し、現地の大学を巡ってお土産を買ったあと、ニューヨークを経由して日本へ帰るという日程でした。

・まずはホテルをチェックアウトし、モーニングを食べに行きます。向かった先は「ビーコンヒル」という、ボストン屈指の高級住宅街です。日本でいうと白金高輪でしょうか。

モーニングプレート
バナナハニーナッツパンケーキ

・モーニングプレートはパンの種類と卵の焼き方を選べるらしく、「これとこれとこれがあるよ」と言われたのですが、まじで全く聞き取れず、唯一聞き取れた「ベーグル」「ミディアム」を注文しました。英語力のなさが今日も光ります。

・モーニングを食べたあとは電車でハーバード大へと向かいます。

大学前の交差点

・が、どうやら本日は年に一度の卒業生イベントの日らしく、一般人は立入禁止となっていました。「ショックすぎて本当に膝から崩れ落ちる人」のモノマネをした後、一通り写真を撮って大学を後にします。

・次はマサチューセッツ工科大学へ向かう予定だったのですが、「もしや…」と思い調べると、なんとMITも卒業生イベントを開催していました。

・「終わった」と思いつつ一応向かってみると、どうやら一般人も入れる様子でした。妻と一緒になって「MITさんは懐が広いですね〜!それにくらべてハーバードは…」とMITをヨイショします。我々はMITの犬なのです。

構内の様子

・しかも仮設テントの中で軽食とドリンクが無料で振る舞われていて、「こんなのあり!?」と驚愕。フルーツとオリジナルドリンクを好きなだけ食べながら、「生まれ変わったらMITに入ろう」と固く誓いました。

立食パーティーみたいになってる
美味しそうな料理

・…と言いつつ、テントのそのに出てみると思いっきり「Only graduate」と書いてありました。「早く言って!!!!!!」と泣きながらテントを後にします。すみませんでした。

・MITを一通り回ったあとは日本に帰るだけです。ボストン空港に向かってニューヨーク行きの飛行機を待ちますが、時間になっても中々搭乗が開始されません。

・雲行きはどんどん怪しくなり、「お菓子を配るのでもうちょっと待ってください」というアナウンスが流れる状況になってきました。

シリアルバーのチューウィー
お腹空いた振りして30個くらい取った(よくない)

・色々情報を集めると、「サンダーストーム」という雷の嵐がボストン近郊で発生しているとのこと。それが止むまでは出発できないようでした。

・ニューヨークでの乗換時間は約4時間。多少の遅延は問題ないとは思っていましたが、2時間経過しても離陸せず。内心かなり焦っていましたが、最終的には2.5時間遅れで離陸し一安心です。

・ニューヨークに到着し、「一時はどうなることかと思ったよねー!」と妻と話していると、ここでJALからまさかの通知が届きます。

は……????

「いや…これ……俺たちが乗る便だよな…欠航してるじゃん…」と、状況を中々掴むことが出来ませんでした。欠航するのはいいとしても、「じゃあどうすればいいのか?どんな補償があるのか?」は全く触れられていませんでした。

・戸惑いながら搭乗カウンターへ向かうと、地獄のような光景が広がっていました。

深夜1時に長蛇の列

・もう笑っちゃうくらいの列が出来ていて、半ば諦めムードの中とりあえず並びます。とはいえ自分たちの番が来るまでに5時間くらいかかりそうな勢いだったので、近くにいる職員さんを捕まえてカタコトの英語で会話をすると、「ホテル代500ドル、タクシー代200ドル出します。代わりの便は自分で電話して取ってください。」という情報をキャッチします。

「ホテル代って1人で500ドル?何泊までOK?いつどうやって請求するの?」など細かい情報は全く分からなかったので、我が家の交渉担当である妻が、唯一の日本人スタッフであるめっちゃ偉そうな管理職に果敢にアタックしに行きます。

・その間、自分はコールセンターへ電話をかけます。全く繋がりませんでしたが耐えること120分、ようやくオペレーターの方につながり、2日後のチケットを抑えることが出来ました。(電話料金は約1.5万円)

・そうこうしている間に妻はその交渉力を如何なく発揮し、ホテルの予約2日分を管理職の方にしてもらうと共に、携帯料金も補償してもらうことを取り付けて帰ってきました。

・疲れきった体にムチをうち、タクシーを拾ってJALが確保したホテルへ向かいます。

この時点で深夜4時でした

・ありがたいことにグランドセントラルターミナルの真横のホテルを確保してもらいました。滞在が2日伸びたのはよかったのか悪かったのか分かりませんが、とりあえず寝れることに感謝をしつつ、眠りにつきます。大変な一日でした。

・翌朝以降はアメリカ旅行延長線ということで、再びニューヨークを巡ります。

シュリンプドックとクラムチャウダー。クラムチャウダーがめちゃくちゃ美味しくてハマった。
再びのマクドナルド。スパイシーマッククリスピー、日本でも売ってほしい。
国際連合。偉い人たちがいっぱいいるはず。
なんかいい感じのパン。
めっちゃでかいダンキンドーナツのコーヒー。この後妻が強烈な便意に襲われて危うくバーストしそうになる。
グランドセントラルのフードコート。おしゃれ一点突破。

・延長観光を終え、再度空港へ向かいます。今度は遅延も欠航もなく、時間通りに離陸することが出来ました。後で調べると、国際線の結構率はほぼ0%ということで、相当レアな出来事だったっぽいです。

いざ日本へ
相変わらずの充実した機内食。もはやこれが今回の旅行で1番美味しかったまである。

・13時間のフライトを終え、無事日本に到着しました。空港では麻薬犬がお客さんのバッグの匂いをいっぱい嗅いでいて可愛すぎましたね。「妻のところでめっちゃ吠えろ!」と思いましたが、願い通じず素通りされました。残念。

・ということでアメリカ旅行終了です!アメリカにもたくさんいい所はありましたが、どちらというと自分は日本のよさを再認識した部分が大きかったですね。日本は物価が安いにも関わらず質の高い料理やサービス、おもてなしがあり、それを当たり前だと思っていましたが、すごくありがたいことなんだな〜と今でも実感しています。

・逆にアメリカのいい所は、いい意味で他人を気にせず、我が道を進んでいるところですね。信号無視は当たり前だし、ムダ毛の処理なんてほとんどしないし、本当に自分が好きなように生きている気がして、清々しかったです。

・長い間日記お読みいただきありがとうございました。全然更新してなくてすみません。次は有給消化ひとり旅日記を更新するので、よかったらそちらも見てくださいー!

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