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11歳の気持ち

小学5年生の姪からの、林間学校の話。仮名に直し、内容的に差し障りのなさそうな一部をお届けします(^^)
[その1]
バスの中でのクラスメイトとの会話。
「結婚するなら愛と金どっち選ぶ?」とみっちゃんが急に言い出した。「あたしは金」「あたしも」「やっぱ金でしょ」近くの席の女子達がひと通り答えたあと、質問は男子へ。通路挟んで向こうの席に座ってたサトウ君が少し迷ったあとに「オレも金かな」と答え、隣のユーセイへ。すると、「うーん…」と唸ったまま、なかなか答えない。クラスで1番体が大きく、いつもうるさい問題児。どう考えても「金」!ってすぐ答えそうなユーセイがそんなに迷うなんて意外。結局さんざん迷っあげく、小さな声で「カ、ネ」と呟き、みんな大爆笑になった。

[その2]夜のこと。
隣のクラスのササモト先生はめちゃくちゃこわいことで皆から恐れられている。
部屋の消灯は21時と決められている。絶対見回りが来るよ。と、メグが先回りし21時を待たずに部屋の電気を消して布団に潜り込んだ。案の定、21時過ぎにササモト先生が回ってきた。「あら、この班早いわね。」とドアを薄くあけて覗いただけで先生は去っていった。
足音が消えるのを待って再び電気をつけお喋り再開。その後再びノックの音。ヤバいっ!先生、またきたの?慌てて電気を消すが、なんとやってきたのは別の班のカナちゃんだった。先生に見つからずに、よくやってきたね、ウェルカム!
結局そのまま1時近くまでお喋りが続いた。
遅くまで起きてた他の班は随分叱られたらしい。ウチの班は、1番早く寝たと思われていた。秘密の勝利を5人で共有した。

姪っ子の10代はまだ始まったばかり!聞いていると叔母ながらワクワクします。
これからも備忘録代わりに時々レポートしてゆきます。

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