若槻守

文章を書くことを生業としています。 週5~6、わりと真面目に文章と向き合っているので、…

若槻守

文章を書くことを生業としています。 週5~6、わりと真面目に文章と向き合っているので、何だか自由気ままに書き綴ることができる場所が欲しくなりました。

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    現役のスポーツメディア編集者がお届けするサッカーコラム。毎週、1つのトピックを取り上げて記事化します。

  • 【unbalance】意味:不均衡なこと、平衡を狂わせること

    何気ない日常に生じた不均衡。白紙に垂らされた一滴の墨が、やがて大きな染みとなるように――。 日常の「アンバランス」を題材にしたオムニバス形式の小説を、不定期で配信。

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はじめに ※2022/11/06 追記

はじめまして、若槻守と申します。 日頃は、編集者・ライター・媒体制作ディレクターとして活動しています。 平成生まれのド文系です。 noteでは、日常の「アンバランス」を題材にした小説と、お気に入りのカフェやコーヒーライフを中心としたエッセイ記事をアップしていきたいと思います。気が向いたら、本業や日常でふと思ったことなども書いていくかもしれません。 この記事にも、随時いろいろと追記していく予定です。 ■LINEUP┗ マガジン(公開中) ┗ マガジン(公開予定:有料プラ

    • 「飲むべきか飲まざるべきか、それが問題だ」…カタールW杯開幕前に注目を集めた、アルコールにまつわる決定

      ■開催地カタールの文化を考慮 カタールで開催される『2022 FIFAワールドカップ』が、いよいよ開幕を迎えます。開幕カードで激突するのは、開催国カタールとエクアドル。試合は、日本時間の21日午前1時にキックオフの瞬間を迎えます。  中東初の開催となる今大会、実はあることに注目が集まっていました。それは『アルコール販売問題』。イスラーム文化圏のカタールでは飲酒が禁じられているため、スタジアムでのアルコール販売の有無に焦点が当たっていたのです。

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      • 【ミニコラム】コーヒーには“合う”音楽がある

         旅先のナポリで朝食に頼んだ覚えのないエスプレッソを出されて以来、僕はコーヒーが大好きになりました。「日本からの観光客がわりと珍しかったから」という理由でエスプレッソをサービスしてくれたホテルの従業員には、おそらく一生感謝し続けることでしょう。  人間が味を感じる感度には順番があると言われていますが、「苦味」は最も感じやすい味覚。もとより、人間は「口に入れた物が毒であるかどうか」を判断するべく「苦味」に対して敏感になり、生存率を上げていったと聞いたことがあります。  そん

        • 【ミニコラム】「好きに生きてみたら?」…独立の後押しとなった言葉を思い出した、2022年沖縄

           先日、沖縄の伊良部島に行ってきました。  宮古列島を構成する島のひとつである、伊良部島。沖縄を訪れるのは初めてのことで、30歳を過ぎてようやく念願が叶いました。  今回の旅のテーマは「予定を詰め込み過ぎず、のんびり、ゆっくりすること」。日頃、締切に追われている身としては、アクティビティ満載の旅はちょっとだけ疲れてしまうのです。  僕が会社員を辞めて独立したのは、今から約3年前。当時、とあるメディアで働いていた僕は、自分の仕事について悩んでいました。それはもう、原因不明

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        はじめに ※2022/11/06 追記

        • 「飲むべきか飲まざるべきか、それが問題だ」…カタールW…

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        記事

          【小説 / Episode.1-01】息子が実家に帰ってきました -My son is back-

           閑静な住宅街にひっそりと佇むそのカフェは、真壁由紀にとってすぐにお気に入りの場所となった。  まだオープンして1カ月足らずではあるが、南仏プロヴァンス風の外観が目を引くカフェには常に多くの客の姿があった。由紀がパート先のスーパーへと向かう際に通りかかる時も、パート仲間とお茶をするために立ち寄る時も、店内が閑散としていたことは一度もなかった。現に、今日も同僚の成冨朝子に誘われてやってきたものの、席に座るまで40分ほどの時間を要した。荷物を下ろして、店内にあるカブトムシの形を

          【小説 / Episode.1-01】息子が実家に帰ってきました -My son is back-