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夏休み

8月10日(土)から14日(水)まで夏休みっぽい感じになってます。

土日祝+2日休みで5日間。ちょこちょこ出かけてますがなんせ暑い。

土曜日は美術館行ってイベント。
昨日の日曜日は法事。
今日は相互さんとアフタヌーンティー。

合間にオリンピック見たりなんやかや。

土曜日に行った美術展はサントリー美術館の「徳川美術館展ー尾張徳川家の至宝ー」。やっぱり暑いときは美術館に限る。すずしー。


六本木のミッドタウンの中だから美術展終わったあとも建物の中で
お茶したり買い物したり時間をつぶせるのもありがたい。

美術展の内容は
尾張徳川家は徳川家康(1542~1616)の九男・義直(1600~50)を初代とする御三家筆頭の大名家で代々受け継がれてきた
お宝を収めた徳川美術館の所蔵品から刀・書画・工芸などえりすぐりの作品を展示。
武士の拵えである具足から刀、茶道具、能装束や能面
様々な武将から引き継いだ(賜った)美術品など保存状態も素晴らしく
丁寧に扱われてきたことがわかる展示会だった。

目玉は国宝の「源氏物語絵巻」で4回に分けて4場面が展示されてるうちの
今回は「橋姫」の巻。
一度は額面装に改装されたものをもう一度巻子装に戻されたそうで
やっぱり巻物で見る方が雰囲気がある。
保存するには額面にした方がいいのかもしれないけど
料紙の美しさを堪能するには巻物になってる方がいいなぁ。
かなり時間をかけて修復されたようで、絵の部分はかなり色落ちもしてるけど絢爛な料紙はかなり当時に近いのでは。
書かれた文字も優美でやまと絵の美の極みという感じ。

刀剣は物吉貞宗と村正が展示されてて、どちらも初めて見た。
妖刀と言われるだけあって村正は刃文の揺らめきが他の刀にはない感じだった。物吉くんは脇差なんだけど短刀に近いくらいコンパクトだったな。
これが幸運を呼ぶ物吉くんかぁーと感慨深かった。

「初音の調度」と言われる寛永16年(1639)三代将軍徳川家光の長女千代姫(1637~98)が数え3歳で尾張徳川家二代光友に嫁いだ際の婚礼調度品は
精巧かつ絢爛豪華で徳川家の姫様の婚礼道具はこれくらいでなければという気合を感じる。

これだけの品々が残ってるってことは江戸時代は平和だったんだなぁと実感できる。
豊臣家が織田家が所蔵してたものは恐らくかなりのものが焼け落ちてしまったと思うから。
徳川家に譲り受けられたものは無事後世に伝えることができたけど
それ以外のものは散逸しちゃってるだろうし、江戸時代までは無事に残っててもその後の明治維新期には海外にも流出しちゃってるから、財団を作って寄贈することで今私たちが見られるようになってるのはありがたいこと。
先人たちに感謝しなくちゃ。

あっという間に3日間過ぎちゃった。

暑いだけじゃなくて台風やら南海トラフ地震注意報やらで
気の休まらない夏休みだけどあと二日のんびりするぞー。


ラデュレの白桃アフタヌーンティー

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