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光と肯定のゲーム、バディミッションBONDのススメ(ストーリーの深刻なネタバレ無し)

人生でなんとなくやるタイミングが来た!
というゲーム 映画 アニメ ドラマ 遊び 色々ありけり、夏の私の前に突如としてポワ~ンしたのがこちらのゲーム、
バディミッション BOND | Nintendo Switch | 任天堂さんです。
本noteはストーリーのネタバレを極力抑えた、
「バディミッションBONDに興味があるけど、遊ぶのにもうちょっと情報が欲しい人向け」のさっくりした紹介記事となっております。

シナリオとテキストが良い?という評判を在りし日のXでふんわり聞いていたので、脳の片隅に鎮座していた……のが取り出されたという経緯です。

どんなゲームなの?

本作はアドベンチャーゲームなので、基本的にテキスト(シナリオ)がメインディッシュとなります。
恐らく多くの人が30~40時間ほどで終わるボリュームです。
アクション要素はオマケの感じで、キャラクターの関係性や個性を深めるテキストをトッポのようにたっぷり読むことができます。贅沢〜。
内容に関しては後述。

全体のゲームの構成

ストーリーは章仕立てになっており、
図のような構成で各章が進んでいきます。

左下のはマスコットキャラ?です。

メインディッシュの間に、前菜やスープやらなにやらの細々したものが挟まれます。

記憶力テストとはなんぞや

記憶力テストは、文字通りです。
本当にそのまま エ!?さっき言ってたよね?という問題が……つまり……驚くほど出る!!
最初に本作を触った時は、「このゲームは対象年齢を何歳に想定しているんだ?」と困惑したのを覚えています。
しかし、“テキストを覚えておく”ことで後半効いてくるゲームなのであまり気にせず遊びましょう。脳トレってか。

こんな感じの画面が出ます。これはネタバレ防止の手作り。

情報集めゲームとはなんぞや

捜査パートは逆転裁判シリーズなどで見られる証言、証拠集めをイメージして頂ければ良いと思います。
この時基本的にバディ(2人組)を任意選択して捜査に当たれるのですが、差分がたくさん用意されており、ン〜栄養豊富な要素です。

知育パズルと謎の音ゲーとはなんぞや

本作にはシナリオ間に「潜入パート」という、PS2味あるCGモデルを動かして章ごとの目標に向かって行くシーンが挟まります。
序盤でこのゲームを投げる要素があるとしたら、記憶力テストの連続からの、ほんにゃりしたCGの極めてチンタラしたアクション要素、知育パズルと謎音ゲーのコンボで脳がぐんにゃりした時ではないでしょうか。
私は最初そこそこぐんにゃりしました。
しかしそんな部分も色んな意味で味わいにできる、良質なテキストを内包する本作、雰囲気が気に入ったら是非投げずに遊んで頂きたいです。
知育が…来る…!と思っていれば脳が衝撃に耐えられるはずです。

これは音ゲーが下手くそすぎて悪夢を見そうな図です。

個人的にですが、冒頭シーンで何が起きたかがわかるまでは「溜め」フェイズな気がするので、そこを回収するのを最初の目標にすれば投げ確率がグッと下がると思います。


どんな人が楽しめそうなの?

向いていない人

大前提として「テキストを読むゲーム」が苦手な人が遊ぶのは厳しいと思います。
パッと見た感じでキャラクターに興味が持てなさそうだと感じた人も厳しいかなぁ……。
あとは序盤からトンチキなサブキャラが大漁旗な上、独特の明るいテンションで結構味濃いめなのでビビっちゃう人はビビっちゃうかも。コワクナイヨ。

あと本作を遊ぶのに迷っている方に向けて、できれば知ってほしいなと思った所は、本作のストーリーは「肯定と光と関係性のパワーが隅々まで漲っている」ということです。世界に希望を見出せるような、元気で力強く、かつ温かい気持ちになるのが最大の長所です。つまり栄養価が高いです
それ故、極端に心に元気がない状態の人には受け止めきれない可能性がある。と思っています。最大の長所は最大の短所にもなり得ます。
キャラクターも個性豊かで、その人物同士が絆を育んでいく様は楽しく見ごたえがありますが、おかゆとは真逆です。弱ってる人の胃にはびっくりしちゃうカモ…。
できれば本作を好きになったり、遊んで良かったという思い出を持って欲しいので、無理せず良きタイミングで触れて欲しいです。

向いている人

ぱっと見でキャラクターの画が好きという人は、視覚のバフで集中力が持ちそうです。
立ち絵のバリエーションが豊富で見飽きないし、絵としてもすごく良い。

メインキャラクターが男性ばかりなので、どちらかというと女性のほうが楽しめるかも?
少年漫画のノリ?なのかもしれませんが、私は少年漫画を読む習慣が全くと言っていいほど無いのでその辺りはわかりません……無力……。

あとは何より、掛け合いを見るのが好きな人が本作に1番適性があると思います。
好きなキャラクターの掘り下げテキストを延々読みたいぞ!と思ったことのある方にはきっとご満足頂けると思います。
メインキャラクターが4人+サブキャラクターで構成されてるので密度が高く…つまり…バカでかいトッポです。

全体のストーリーも、思い出すと力が湧いてくるような素晴らしいエピソードばかりなので、是非好きなキャラクターやお話を見つけてください。脳みそでコネコネするのが楽しいゲームです。
ほどほどの元気と、遊びたい気持ちがあれば大丈夫。switch持ってゴロゴロしながらやろう~。きっと明るい気持ちにさせてくれます。

キュウケイ シヨ ヨンデクレテ アリガトネ


独断と偏見によるキャラクター紹介コーナー

※十分興味を持てた人は、ここからは読まずに先に本作の購入をおすすめします。核心的なネタバレはありません。

ルークくん(サムネの右の方)

あたまが丸いわね。(第一印象)
曰く、丸いものは警戒心を抱かせにくい、つまり、アンパンマン。
いかにも良い子そうなので序盤は特にハラハラする。
明るく素直で食べ物が大好きです。食レポをします。
立ち絵の印象より声がでかい。(個人の感想)
1番好きなところは、彼の性格です。

アーロンさん(サムネの左の方)

ウニだコレ!(第一印象)
トゲトゲBOY。
あんたそんなビリビリの服着て…となりますがたまに普通の服も着ますので安心して下さい。
この見た目で想像する通りのキャラクターだと思うので、そこも安心して下さい。
1番好きなところは、カッコイイのにオモロなところです。

モクマさん(サムネの右の方)

テイルズオブヴェスペリアで見た。(第一印象)
初手から匂わせがすごい。
個人的には、声の感じがメインキャラクターで1番合ってるなーと思いました。
お酒と女の子が大好き。
広義にはオジサンキャラって感じなのかな?かなり栄養価が高いです。
1番好きなところは、「大人」なキャラクターであるところです。

チェズレイさん(サムネの左の方)

こわい。(第一印象)
立ち絵の振れ幅が作中ダントツで1番すごいことになってる。
なんでも出来ちゃうチェズえもん。
美形の変な人なんだけど、制作陣がもちもちしたであろう複雑な諸々がギュっとされてる。
特性と特技がネタバレに直結するので割愛。
1番好きなところは、人に対しての態度の差ァ!です。

以上4名がメインキャラクターです。
女性キャラもかわいい子が居るのですが、絶妙にネタがバレそうなので割愛します。OPが公開されてるから、かわいいギャルが気になったらそっちを見てくれ。


おわりに

以上独断と偏見によるおすすめ記事でした。
明るいムードと丁寧な筋書きを味わいたい、たくさんの面白いキャラクターに出会いたい、という人は是非 光と肯定のゲーム、バディミッションBONDを遊んでみてください。
私的には、一気にやる!というより1日に少しずつ脳に記憶を染み込ませながら遊ぶのがおすすめです。

それでは~。


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