宇奈月

Twitterと同じ。たとえ閲覧者を犠牲にしたとしても多重管理は殺すべし。

宇奈月

Twitterと同じ。たとえ閲覧者を犠牲にしたとしても多重管理は殺すべし。

最近の記事

Bicep触ってみる4(ロール割り当て)

前回で一区切りと思ったんだけど、おまけでサンプルを見た時にRBACもできそうなことが分かったので、少し触ってみることにする。 環境をまとめて作る時に権限をそこに絞って付けたくなることがあるかもしれないし。 ロールの割り当て想定 サンプルではVNETを作成してそのVNETに対するRBACを設定していたので、リソース単位はそのままで良さそう。なので今回はリソースグループのRBACを触ってみようと思う。 作成したリソースグループに対して、あるユーザーに閲覧者権限を付与すること

    • Bicep触ってみる3(パラメータファイル)

      パラメータを渡したい 前回は「リソースグループを作成し、そのリソースグループの中に仮想ネットワークを作成する」コードを作成したが、仮想ネットワークのIPアドレス範囲が固定のため、リソースグループ間の仮想ネットワークがピアリングできないという警告が出ていた。 開発環境などの作成であればネットワークは分離していてもよいので問題はないが、他のリソースを作ることも考えるとこのような値はデプロイのたびに変更できることが望ましいと思われる。 もちろんBicepでもパラメータ化は対応し

      • Bicep触ってみる2(リソースグループ作成、別ファイル呼び出し)

        リソースグループを作成するために(あるいはモジュール化) 昨日少しだけ調べたところ、スコープをサブスクリプションと定義することでリソースグループの作成が可能なことが分かっている。ただ、サブスクリプションスコープだとリソースグループ内のリソースが作れないため、下記のようなスコープの分割が必要になる。 つまり昨日作ったファイルをモジュールとして、サブスクリプションスコープでリソースグループの作成を行った後に、作成したリソースグループをスコープとしてVNET作成モジュールを呼

        • Bicep触ってみる(準備~VNETデプロイ)

          note書くの久しぶりになってしまったけど、冬休みの自由研究で調べたことをちょっとまとめておきたいのでnoteで書く。内容的にはQiitaでもいいのかもしれないけれど、整理せずに書き散らすならこっちかな。 という訳でBicepを触っていく。 Bicepとは? このページをCopilot with Bing Chatで要約してもらったのがこちら。 Azure Resource Manager (ARM)では、ARMテンプレートと呼ばれるJSON形式で書かれたファイルを投

        Bicep触ってみる4(ロール割り当て)

          IoTやってみた

          3月から4月の頭にかけてやっていた技術書典応援祭で購入した『余ってるラズパイで室内干しを極める本』(*1)を参考にIoTで自宅環境を可視化してみた。2か月経ってるのは気にしてはいけない。 *1 https://techbookfest.org/product/5197169615175680 BOOTHならまだ買えるっぽい→https://misoton.booth.pm/items/1850809 結論 とりあえず完成した昨晩からの温度(下)と湿度(上)はこんな感じ。

          IoTやってみた

          1/1:やったことメモ

          ・ドメインの取得『DNSをはじめよう 改訂第2版』に沿ってドメインを取得。せっかくなので「.tech」で取ってみた。200円ちょい。2年目の更新は5000円くらいかかるっぽい(*1)けど、あんまり使わなかったら失効させればいいし、1年頑張って使ってたら払ってもいいぐらい。 *1 2年契約だと5,169円(税抜) ・Ubuntuのインストールdigとかwhoisを叩きたかったので、せっかくなのでWSL使ってみる。 参考サイト:https://www.atmarkit.co

          1/1:やったことメモ

          技術同人誌感想の一人Advent Calendar2019のあとがき

          事前に書いたあとがき あとがきと言いつつ、この部分は始める前にまえがきの補完として書いてる。さて、終わって見返したとき何日ぐらい埋まってるだろうか。 こんなことをやろうと思った理由(目的)は3つある。 1つ目は「アウトプットの練習」。技術者としてあと10年くらい生きていくためには僕にはアウトプットが全然足りないと思い、技術書典7でいきなり技術同人書いてみたりしたけど全然書けず爆死したので。感想だと本さえ読めばネタが提供されるので、吐き出す練習として良いと思った。 2つ目

          技術同人誌感想の一人Advent Calendar2019のあとがき

          12/25:自動化やRPAで日頃のゲームとか業務とかの効率化を考え始める本

          本の概要25日目、最後は『自動化やRPAで日頃のゲームとか業務とかの効率化を考え始める本』(BOOTH)を読んだ。 サークルはGuteReisee(Twitter) 自動化考え始めようの本。僕と三番目の奇譚さん(Twitter)の共著です。 感想前半の僕の書いた部分は、B5で組んでたのをA4に引き伸ばしたので文章ちょっと少なくなっちゃったなーとか、延々とバッチファイル作ってるだけじゃなくてもう少し工夫できたなーとか、全部終わって時間も経った今なら言えちゃうけど、当時は右

          12/25:自動化やRPAで日頃のゲームとか業務とかの効率化を考え始める本

          12/25:エンジニアの成長を応援する本

          本の概要24日目は『エンジニアの成長を応援する本』(ブログ/BOOTH)を読んだ。 サークルはエンジニアの登壇を応援する会(ブログ/Twitter)、執筆者は総勢20人。 エンジニアはアウトプットすると成長できるよ! という本。 感想20人ものエンジニアが口を揃えて「アウトプットして成長した!」って言ってると、逆に怖くならない? なった。正直な感想はそれが5割。 もちろんアウトプットを否定するものではない。世の中には色んなアウトプットの種類があり、方法があり、悩みがあ

          12/25:エンジニアの成長を応援する本

          12/24:いまさらRPA ~バズった後も業務自動化を続けるために~

          本の概要23日目は『いまさらRPA ~バズった後も業務自動化を続けるために~』(ブログ/BOOTH)を読んだ。 サークルは良能技研のカナタニチアキさん(ブログ/Twitter) AutoItとSeleniumとChromeとVSCodeと7zipを使って業務を自動化する本。 感想100ページ超すごい! と思ったら15分で半分読めた。上記ツール群の導入とセットアップが丁寧なキャプチャ付きで50ページあって初心者でも安心して自動化が始められる。 RPAの利点は視覚的に色々

          12/24:いまさらRPA ~バズった後も業務自動化を続けるために~

          12/23:理論と事例でわかるモチベーション

          本の概要22日目は『理論と事例でわかるモチベーション』(BOOTH)を読んだ。 サークルは教育心理学を学ぶ会の川鯉光起さん(Twitter) 心理学方面からエンジニアのモチベーションについて説明する本。 感想心理学用語ばんばん出てくるし、論文っぽい引用をするのでややお堅めな本だった。表紙と冒頭の漫画部分でじゃっかんマイルドになってるけど。 正直学術用語って名前を付けたがりなとこあるから(宇奈月の偏見です)、似た単語だとイマイチ違いが分からないところはあって、かなり雰囲

          12/23:理論と事例でわかるモチベーション

          12/23:ゲームセンターを楽しむ技術の合同誌

          本の概要21日目は『ゲームセンターを楽しむ技術の合同誌』(note/BOOTH/とらのあな)を読んだ。 サークルはごまなつプロジェクトさん(note/Twitter)で、総勢7名の執筆者と1名のイラスト担当さん。 ゲームセンターにまつわる9章8付録のお話。趣味の話になると人は饒舌になるのだ・・・ 感想シューティングゲームとキラッとプリ☆チャンと格闘ゲームとアーケードゲームの基盤とゲーセンに行かない人たちの気持ちと有名と言われるゲーセンたちにちょっとだけ詳しくなれた。

          12/23:ゲームセンターを楽しむ技術の合同誌

          12/22:DNSをはじめよう

          本の概要20日目は『DNSをはじめよう ~基礎からトラブルシューティングまで~ 改訂第2版』(ブログ/BOOTH)を読んだ。 サークルはmochikoAsTechさん(ブログ/Twitter) 手を動かしてDNSを学べる本。本書に従って手も動かすと副次的に自分のドメインとAWSアカウントとネームサーバが手に入る。 感想過去のインフラ保守の案件で断片的に得ていた知識が全部整理されて、すごくすっきりした気分。当時はDNSとかドメインとかイマイチ分かってなくて苦労したなぁ。

          12/22:DNSをはじめよう

          12/21:詳解 HTTP/3

          本の概要19日目は『詳解 HTTP/3』を読んだ。 サークルはぬるぽ帝国さん(ブログ) Daniel Stenberg氏の書いた『HTTP/3 explained』の日本語訳である『詳解 HTTP/3』を理解しやすく編纂したもの。 感想TCPの確実に通信するための仕組みのせいで遅くなってしまってるよね、ということでトランスポート層は高速なUDPを使いアプリケーション層のプロトコルで確実性を担保しよう、その他もろもろの課題もまとめて解決しよう、という発想の転換がQUICプ

          12/21:詳解 HTTP/3

          12/20:もってけ!PWA

          本の概要18日目は『もってけ!PWA』(技術書典5)を読んだ。 サークルは四六時ハックで、著者はまつおちゃんさん(Twitter) PWAことProgressive Web Appsとは何ぞやと、どういうことをしているのかを書いたPWA知らない人向けの本。 感想1つ懺悔する。たまに出てくる「ホーム画面に追加」ってバナー、あれ悪い広告だと思って即×してた。あれでスマホ本体に落としてくるのがPWAらしい。 僕は正直上のことに気づけた時点で満足したけど、もう少しだけ思ったこ

          12/20:もってけ!PWA

          12/19:ネットワーク性能用語辞典

          本の概要17日目は『ネットワーク性能用語辞典』(BOOTH)を読んだ。 サークルは浜風もっこすさん(ブログ/Twitter) ネットワーク周りで性能に関係のある用語のうち、著者がおそらく独断と偏見を持って取捨選択した用語たちの辞典。 感想1つ目の用語がGarbage Collection??? 乱丁本かと思って装丁三度見した。 GCからSTWと続いたり、ページキャッシュとか出てきたりはするものの、インフラ構築やってるので一応NWも分かります、ぐらいでは頭の片隅に入って

          12/19:ネットワーク性能用語辞典