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30代フリーランスが卵巣腫瘍と出会って別れた3ヶ月[退院後の1ヶ月]

ただいま日常

退院する時に念のためにと
追加に出してもらった痛み止めは
結局使わずに最初にもらった2日分だけで済みました。

また私は最後の検査で若干貧血気味だったので
鉄剤を処方されて5日後の診察までは飲んでいました。

柵のない自宅のベッドから起き上がるのが
初日だけつらかったくらいで
退院して2日する頃には手術したことも
忘れちゃうくらい。

ほぼほぼ元どおり!という気もしつつ
やっぱり全くなんともないとはいかないところ。

退院後に感じた症状としては
・軽いめまいを感じることがある(貧血のせい?)
・軽い胸やけのような気持ち悪さを感じた日があった
・おへそが痒い(糸がついている部分がかさぶた化)
・お腹全体がなんとなく調子が悪い
・排便しにくい気がしなくもない
・歩くと若干振動が響く

という感じ。

どれも気にするほどではないようなレベルだし
手術と関連があるのかはわかりません。
あくまでも私の場合です。

傷の痛みがほとんどない分
見えないお腹の中の痛さは不安になりますね。

退院5日後の診察

血液検査では回復してきているものの
まだ微妙、という感じ。
予定通り退院1週間後の診察もそのままです。

退院1週間後の診察

血液検査はまだ完璧ではない様子。
そしていつの間にか元どおりになるという
卵巣も「まだぶよぶよしている感じ」らしく
それが戻るまで見届けますという先生のお言葉をもらい
1ヶ月後の年明けに診察予約をしました

退院38日後の診察

手術から1ヶ月以上が経って新年になりました。
ジムに復帰して少しずつ運動をはじめています。

と思ったらこれが良くなかったのか、
前回若干数値に乱れがあった白血球数と
腫瘍マーカーは正常だったというのに
全く関係ないCK値なるものがどかーんとオーバーしていました。

これ、アスリートにみられるらしいんですけど
心臓由来、脳由来、筋肉由来とオーバーする原因は
いろいろあってどれも怖い。。。

たぶん9割方、2ヶ月ぶりにはじめた運動で
ばっきばきの筋肉痛になっているせいです。

でもとにかくどかーんとオーバーしているので
4ヶ月後の最終診察予定だったものが
来週もう一度血液検査に(とほほ)

しかも何由来か一応調べないとということで
この日も血液検査がさらに追加になって
お会計もなかなかの金額となりました。

みなさん、血液検査前は激しく運動しすぎませんように。


なにはともあれ
10月に腫瘍がみつかってから3ヶ月、
ごはんをもりもり食べて運動も復帰し
元気に生活をしています。

いつなにが見つかるかわからない。
そんなことを実感して不安になった日々もあったけれど
見つけてもらえたこと、
手術を受けられたこと、
支えてくれる家族や友人がいることを
心から感謝した3ヶ月でした。

みんないろんなものを抱えながら生きてる。
そんなことを知った3ヶ月でもありました。

病気になると、この程度のことでも
結構考えてしまう。
起きてもないことでいろいろ不安に襲われたり
周りの人たちのことまで心配になってしまう。

でもだからこそ毎日を後悔なく
機嫌よく生きていかないといけないんだなと
腹落ちしたような気持ちです。

先日、今まで検査を受けたことがないと言っていた
友人が私の腫瘍発覚後に検査を受けて
結果子宮筋腫が見つかったと教えてくれました。

とりとめのない記録ですが
誰かの検査を受けるきっかけや
同じ手術を待つ人のなにかのお役にたてたら幸いです。

読んでくれたみなさまの
おだやかで健やかな毎日を願って。

ひとまずのおしまい。


illustration by Kaori Toriumi

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