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20240704 Seville 地元の下着屋、セビリア大聖堂、インディアス古文書館、サルバドール教会

晴れ 38℃くらい灼熱 焦げそう
家主曰く「Seville in summer is hell.」とのことで、春か秋に来いとのことです。

11時半にセビリア大聖堂のチケット予約をしたのでゆっくり朝ご飯を食べてから出発。まずは、先日タンブラー乾燥をかけてしまったら熱によって下着が2枚崩壊してしまったので買いに行く。

カウンターの後ろに貼ってあるパンツを指差ししてサイズを伝えて取ってもらう方式。

とてもローカルな下着屋さんでおじさんと相談しつつ2枚ゲット。すごく歴史あるお店らしい。

朝はまだ過ごしやすいのでそのまま歩いて大聖堂へ行く。
ここはジェロニモスのように並ぶことはなくすぐに入れた。

大聖堂は巨大で、端からくまなく見ていったので結局2時間半かかる。外はとても暑くなっていたけど天井の高い大聖堂は割と涼しい。

イスラム建築を使ってるので天井に細かい装飾がびっしり

子どもの頃から、人形とかお面とか人の顔が描いてあるものがあまり得意ではないからか、カトリックの教会がとても落ち着かないということに今更うっすら気づく。人の顔がいっぱいあるし、しかも微妙に視線が合わないし、だいたい悲壮な感じで血みどろなのでちょっと怖い…

ギラギラ

宝物庫にあるギラギラの冠とか聖具を見て、南米の金銀がここに…という気持ちになる。これを見るとSan Ignacio Miniの素朴さがひしひしと思い出される。十字架は鉄製だったもの。こういう違いを感じられるのが長い旅の醍醐味だと思う。
聖堂にはたくさんの絵画もあり、美術館のようでもある。お気に入りの絵があったので何度も眺める。
出る頃にはもうヘトヘト。

近くのレストランに入ったら自然派ベジ系レストランだったので、なんか焼き野菜とクスクスのおしゃれメニューを食べた。いまいち口に合わなかった。

気持ちを切り替えて大聖堂の横にあるインディアス古文書館へ。大航海時代の記録物が保管されている施設で、戦略的に南米を統治しようとしたことがよくわかる。日本との書簡もあったりして、人は少なかったけどとても興味深いところだった。建物もかっこいいしおすすめ。

染色のためのカイガラムシの種類や使い方を描いたもの

帰りがけに大聖堂と同じチケットで入れるサルバドール教会にも立ち寄る。外壁は濃いピンクで目立つが、中はとても静か。

あまり人はいなかった

どうやら最近修復を終えたばかりらしい。ぐるぐると見ていくと、地下に続いている。入ってみると、修復で明らかになった教会になる前モスクだった頃の遺跡や、さらにその前の初期キリスト教時代の痕跡を展示するスペースになっていた。かなりきれいに整備されていてわかりやすく、とても興味深かった。

沐浴で使われてたプールみたいなのもある。

いろいろ歩き回った結果、結局いちばんあっつい17時前にようやく宿へ戻って休養。

20時前ころにバルへ繰り出す。
白ワインを頼んだらsweet or dry?と聞かれてsweetって言ったらセビリアのワインならdryが良いよ!と言われ結局dryに。食事に合って美味しい!

サバのオイル漬けと、たまねぎのピクルスを
パン・コン・トマテにのせたTostada

バルにすっかりハマっている。

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