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夢の風景

小さい頃から熱が出るといつも見る夢がある。

荒野のような場所に突如として存在する大きな岩のようなものがある風景だ。

その岩はいくつもあって馬鹿でかくはないのだが、(高さは180cmくらい、幅は両手を広げたくらい)そこそこの大きさの岩がごろごろと点在している。

その岩たちは結構くっついている。

その岩たちを触りながらそろりそろりと岩に沿って歩いている夢だ。時々岩たちに押しつぶされたりしながらここは窪んでいる、こっちは少し出っ張っているとか考えながら歩いている。

何かが起こることはなく、いつも「とても固い、動じないものでなんだか怖い」と思いながら「嫌な気持ち」でいる。


ある時気づいたことがある。

その夢を見て起きた時いつも口やのどに力が入っていて疲れているのだ。大人になってからはまた力が入っていたなーと思い、起きたら喉元をあえて緩めるストレッチをしたりしていたが、徐々に口元の力を抜いていく時、舌が歯の根元にいつも押しつけられていることに気づいた。
それも大抵奥歯の大きな歯の根本だ。あれ?と思い舌で歯を触ってみると一瞬夢で見た岩がイメージに出てきた。この形しってる!と思い、すぐに歯の形が岩だったんだとわかった。



舌を歯に押し当てる時の抵抗感が大きさに変換して大きな硬い岩のようなもののイメージになっていたのだ。さらに抵抗感は怖さとなっていた。
舌ベロの先端に目がついてものを見ているかのように視覚化された世界。


目を閉じてものを触ったりするときは表面の質感や形がわかる 。この「わかる」とはどう言うふうに理解しているのだろうか。その像を作り出して理解しているのか。像が過ぎるとさっきの私の夢のように風景などに変換してしまったりもするのだろうか。感覚の遊びだ。感覚はこんな感じで絶対的なものではなく変換可能なものなのかもしれない。

後日知人に聞いたらそういうのよくあるよ!と言われた。不思議の国のアリス症候群とゆうらしい、、、。他の人はどんなことを感じているのかなあ、知りたいなあ、、、座談会でもしたい気持ち、あります、、❤️


写真はちょなまる


Uka

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