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短歌

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2021年4月の記事一覧

短歌3

短歌3

遠目には視えていたんだそう確かにまばゆく淡い愛のようなもの

いつかこの皮膚が透明になったなら日の暮れるまで心臓を見る

気取りだと言われた僕の悲哀には絶望感が足りないらしい

現実を抜け出たところでどこへゆく四次元にあてがあるわけもなし

性交を伴う愛しか知らぬまま私はそういう闇の中で死ぬ

正常に機能させられているうちは僕らは何も大丈夫でない

逆立ちをしてもaikoにはなれぬよう誰も私にはな

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