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遅刻の言い訳を考えるぐらいなら早朝出社

新年早々、お仕事の記事です。
来週から仕事始めという方も多いと思いますが、今年は遅刻魔を卒業しよう!という方、ぜひ読んでください。

私はずっと遅刻魔でした。いつも始業と同時に会社に滑り込む日々。
時には(いや、ちょくちょく)微妙な遅刻をする。この生活が自分を蝕んでいました。

微妙な遅刻を続けてしまう

人はそれぞれ、その日の状態が違うので、様々な理由で遅刻します。
電車が遅れた、道が混んでいた、途中でお腹が痛くなった、家族にトラブル発生...etc...それらは仕方ないことでしょう。
ちゃんと理由を説明すれば、誰もが理解してくれます。
しかし、遅刻魔の私がよく行っていたのは「いつもだったら開始キッチリで間に合う時間に家を出たのに、ちょっとしたタイムロスで微妙に遅れる」です。
遅刻と言っても、始業ベル直後ぐらい。時間にして1~2分。頻度は週に1~2回。地味に精神を削ってくる遅刻です。

脳のリソースが奪わていれる!?

この「ちょっとしたタイムロスによる遅刻」は、生産性を落とすとても嫌なものです。
なぜなら「朝から遅刻の言い訳を考えることに頭を使ってしまう」からです。
この状況であなたの脳は、会社にたどり着くまでにいろんな事を考えるでしょう。
「始業に間に合うかな?会社に連絡しようかな?上司は怒らないだろうか?いやまて。走ったら間に合うかも!?…それは面倒だな。いや、ちゃんと連絡しよう。と言ってもなんて理由を言おう?…」
どんどん、焦りとイライラが募っていきます。満員電車や交通渋滞だったりしたら、周りの人に当たりたくなる人もいるでしょう。
そして、到着直後に「ああ、やっぱり間に合わなかった…」と自責の念に囚われ、暗澹たる気持ちで仕事が開始されるでしょう。
(逆に間に合ったとしても、急いで通勤の疲れが一気に押し寄せますし。)
それどころか、朝から「遅刻の言い訳」を考えることに頭を使ってしまったので、普段の到着よりも疲労が激しいはずです。
この状態から、トップギアで仕事に取り組めるはずがありません。

始業開始にベストな状態をつくる

そもそも、遅刻する自分は通勤にモチベーションが湧いていませんでした。
だって朝起きるの辛いし…通勤も辛い…(痛勤…)
なので、視点を変えて、「始業開始にベストな状態」はなにか?から考えることにしました。

私の考えたベストな状態は2つ。
1.始業の段階で心穏やかな状態でいること
2.当日にやるべきことが概ね把握できていること
(ここに「仕事のやる気が満ち溢れている」というのが加わると、さらによいのですが…別の回でお話します。)

この2つを満たすには、始業より少し前に到着することが必要です。
少し早く出社し、ちょっと休憩を入れて通勤の疲れを癒やし、心を沈め、頭の体操をした上で、始業とともに仕事に取り組む。ぐらいの余裕を持つことが大事でしょう。
加えて、通勤時に起きるであろうトラブル(電車の遅れや体調不良)は、織り込んだ上で行動しておくことで焦ることが減ります。
こう捉えると、遅刻しないために早く家を出るのではなく、「自分のベストな状態で仕事に取り組むために早く家を出る」ことが必要ですね。
結果、遅刻で使っていた脳のリソースを本来使うべきリソースに当てることができる。ということになります。
なお、私の場合、始業15分前には到着しているのが効果的なようです。

早朝出社はよいのか?

結論、よいです。主なメリットは3つ。
・午前中の頭が空っぽな状態で仕事をすると生産性が高い。
・会社に誰もいないと自分の作業に没頭できる。
・通勤時間のピークオフを狙えば、痛勤も解消する。
自分のベストな状態を更に維持することができるので、より生産的な活動ができます。

ただし、残業はしてはいけません。早く出社した分、早く帰る。
仕事の疲れを残したら、次の日に響きます。

まとめ

要点は2つです。
・微妙な遅刻は脳のリソースの無駄遣いと心得る
・不測の事態を織り込んで行動し、自分のベストな状態から始業する
この2つを心がけることで、自分自身のパフォーマンスは飛躍的に上がります。周りからも見える行動なので評価にも繋がりやすいです。
(言われなくても当たり前にできる人が羨ましい。)

それでは、皆様、素敵なお仕事時間を。

以上

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