イメージしましょう
近所の弁当屋さんでそぼろごはんに1個の唐揚げ、シャケが乗った弁当を購入したら、ごはんにそぼろがかかっておらず、麹で味がついているシャケにも味がついておらず、なんだかなぁと思ったのでした。
弁当に関してはまぁ笑い話なのですが、最近は大体において抜けの悪い日々が続いていて、良かれと思って右に行ったら左に行くべきだったという人生の選択肢のミスや、しょーもない若者と接っせなければならなかったり、面倒なおじさんのケアをする羽目になったりだとかでエネルギーを吸い上げられ、、、仕事も売り上げも効率も悪いものです。
やけ酒を飲んで吐く。
そしてやがては体調もすぐれなくなるんですね。
なにか抜本的にここから抜け出さなきゃと思ってはいるものの、手詰まり感がすごくて、劇的にドラスティックに次の一手をうたないと、ヤキトリのままハコりそうです。
しかし、ある意味でここまで手詰まっているのは面白いことなのかもしれません。
前進するための助走として、いま一旦後ろに下がっていて、ひょっとしたらここから大きく飛躍するかもしれないからね、なんの保証もないけど。というか、もしかしたら飛ぶためにはもっともっと後ろにさがっていたほうがいい?
(いやいや、これくらいで大丈夫っす)
とにかく、夢というよりは理想的なことをイメージしてそこに向かって進まないといけないんでしょうね。
叶えたいものがあるなら、できるだけ具体的に思い描けない限り実現しない、、と以前出会ったプロデューサーが言ってましたが、ホントにそうでしょうね。
理想的イメージ、、、、人生の理想的なイメージはここで記すのは長いし難しい。
とある下町の少し早い夕暮れ時。
長い間準備をしてきた仕事が大成功に終わり、現場をあとにして駅に向かうと目に入ってきたのはサウナの文字。
慌ただしかった朝には気がつかなかったけど、こんなところにサウナがあったとは。
今日の疲れを洗い流そうと入店すると、その日はサウナデーというやつで入浴料がなんと半額。まだ早い夕方ということでサウナも比較的空いていてスムーズに3セット完了。
しかも外気浴の際は毎回リクライニングベッドが必ず空席になっているというタイミングの良さ。
気分良くサウナを終えると店の入り口はサウナ半額デーを目当てに行列が出来ているではないか。
サウナを出て歩きながら空を見上げると、よく晴れた夜空に満点の星とまん丸いお月さま。
あ、今日は十五夜だったみたいだね。
なんだか得した気分で一杯飲みたくなって入った昔ながらの居酒屋は、向かって右にL字カウンター、左に小上がり席。カウンターには常連2人が静かに飲んでます。瓶ビールを頼むとお通しに里芋の煮っ転がし。
里芋、大好き!
ラッキー!
色んなおつまみがあるんです。
牛すじ煮込み、小鍋の湯豆腐を頼むと1人飲みに最適な小盛りサイズ!
途中で、日本酒に切り替えると口開けの爾今が。爾今と秋刀魚だと秋刀魚が少し強すぎるかなぁ?と思いながらも、やはり頼まずにはいられない秋刀魚の塩焼き。
適度に塩を振られて脂の乗った秋刀魚の横にはスダチと大根おろし。
これに爾今が良く合うんだな。
お店のテレビは夕方のしょーもないニュース。
秋の味覚特集。
テレビのレポーターの食べてる秋刀魚より、こっちの秋刀魚のほうが格段に美味しそう。
会計をするとなんと2000円。
「安すぎませんか?」
「ウチは昔からお客さん第一で勉強させてもらってます」と大将。
なんだか気分が良くてもう一杯と入ったオーセンティックなBAR。ラムを飲みながら物思いに耽っていると、1人の女性客が。よく見ると、、、、
長い!
しかし、理想的な人生は記せないが、理想的な秋の夜はイメージ出来る。
でも、こんな良い夜の次の日は死んでるかもしれんな。
写真:逗子あたりの港
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