発光
『発光』
私は生きた
360度から照らされる光の中で
幾度となく、言葉とエネルギーを。
その光の向こうの誰かに伝えた。
その照らされた光はまぶしすぎて。
その向こうに誰がいたかわからない。
その向こう側で何が起こり、
その向こう側で何が変わっただろう。
でも、私は確かに生きた。
その照らされる光の向こう側で、
私に共鳴する何かが躍動し、私に共鳴する何かが震えることを信じて。
私は生きた。
私が生きた。私は生きたとみんなが言えるように。
私は輝いた。
主人公 スタンダウトさん
作 sinn
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