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雀魂始めました~機能性がもたらした視界~

にじさんじ麻雀杯に影響されて雀魂を始めてしまった!
ブラウザ版でメルアドと名前入力だけで始められて思いのほか簡単だった
アカウント登録とかアプリインストールとか億劫な自分にとって嬉しいお手軽さ

最初は対人戦はやるつもりがなくCPU戦で遊んでみようくらいの感覚だった
けれど咲コラボイベントもやってるのでなんだろうと対局部屋入ったら
さくっとマッチングが始まって対局開始してた!
しかもいきなりの特殊ルール対局、なんだこれなんだこれとなりつつハマる
それから段位戦もやってみて、いやー楽しい!

東風戦で脳内にじさんじ杯ルールを思い浮かべながら
1位を目指したり、役満賞目指したりして麻雀杯の追体験しながら遊んでた
1、2局連荘されてぼこぼこにやられるも、3局目に粘って粘って逆転手
横並びになってからのオーラス、そのまま運気を手にして逆転!みたいな
初心者帯なこともあってか劇的な対局が何度もあって面白い

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これ自分16000点、TOP36000点の2万点差から追いついた一手
自分でツモってたら四暗刻で役満だったらしい
ロン上がりだと四暗刻にならんということも初めて知った、お肉届かず!

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東風30戦くらいで銅の間(初心者帯)を卒業、雀士には結構すぐ上がれた
雀士上がったくらいの時点でこんな感じのステータス
全局役満狙ってたわけじゃないけど可能な限り高い手を作ってて
1局上がれれば勝てるけど1回も上がれなければ負けみたいな
凄まじい攻撃特化、重量級まじん斬り麻雀してた
順位推移のすごいジグザグっぷり

雀魂のいいところ・機能面

ドラが光るのとリーチの時に待ちが何かを表示してくれたり
牌にカーソル合わせると捨て牌の数も確認できる機能が素晴らしい
こういうのってネット麻雀でこその画期的なシステムだと思う

リアル麻雀ではそういうアシストがないので自力で読み解かないといけない
でもそこが初心者が躓きやすいポイントだし
上級者とで得られる情報量に圧倒的差があってフェアじゃない点だとも思う
いくつか麻雀のフリーゲームで遊んだことがあるが
リアル麻雀の感覚に寄せるためか、こういう機能はあまりなかった

これによって後述の、視野が広がって麻雀の奥深さを知ることができた

これまでの経験と今知った麻雀の奥深さ

自分はもともと麻雀は、咲-Saki-のアニメ化ブームあたりで知り
昔に友人に誘われて天鳳でちょっと遊んでたことがある程度だった
その時はルール覚えたて初心者でテンパイに持っていくことしか考えてなかった
それでもリーチできればなんだかんだ勝てることはあるので楽しかったが
そのとき麻雀の認識は「絵合わせパズル」でしかなかった

それが先日、にじさんじ麻雀杯を見ていたことで色んな考え方を知ったし
特にグウェルさんの動画ではロジカルな麻雀への思考法が色々と聞けた

例えば大会直前の動画
【 ※ネタバレ注意 】これを出来るライバーが勝ちます【 にじさんじ】

麻雀の押し引きの概念とか興味深かった

「絵合わせパズル」から「押し引き勝負」に

改めて雀魂で麻雀をやって思う事、ドラがめちゃめちゃ強い
麻雀ってドラゲーでは?!

リーチにせよタンヤオにせよのリスクや苦労をして1飜という役がつく
役牌も3個集めてやっと1飜、なのにドラは1個で+1飜という凄まじさ
この1飜の重みは点数計算も知らなかったのでわかってなかったが
ほぼ点数2倍という意味、RPGで言ったら攻撃力2倍効果とかやばいだろう

鳴いて作りに行ける役だとホンイツとかチャンタとか好きだけど
芸術点高いわりにそれだけだと食い下がりで2飜とか1飜にしかならない
リーチしてもドラが乗らないと1飜でしょぼいなんてこともある
逆に裏ドラが乗ればめちゃ高くなる可能性があるからリーチは夢があるけども
ドラという要素が麻雀に与えている影響は大きいと思う

雀魂ではドラがピカピカと光ってくれるけどリアルやフリゲではそんなことなく
表示牌の次のやつがドラ、っていうのを覚えている必要があり
結構忘れて適当に切ったりして遊んでた
だからドラの重要性というものの認識がしょぼかったのだ
「ドラの視覚的な存在感」がゲームの理解度を大きく進めてくれたように思う
これによって攻めるリターンの高さなど押すべきか引くべきか
勝負の波を感じられるようになったと思う

降りのカッコよさを学んだ

今まで「絵合わせパズル」感覚では、パズルを揃えること
つまりは攻撃しか考えていなかった
でもにじさんじ麻雀杯では防御面、危険を見極め振り込まない!
そういったシーンが実況視点ではとにかく白熱するのだ
プレイヤー個人視点だと、回避が成功しているのか主観ではわかりにくい
神視点をイメージできるようになったことで降りのカッコよさがわかった

鉄壁の守備、ビッグ・シールド・ガードナー不破湊視点
https://www.youtube.com/watch?v=46htaeaxBHo

これまでは降りるということの面白さもわからず、できなかったが
今ではSTG避けゲー感覚で降りる楽しさも味わえるようになった
(といってもリーチに対して現物切るくらいしかわからんけども)

これにも雀魂の機能面の素晴らしさが関わっている
手牌にカーソルを合わせると捨て牌に色がつく機能
これによって瞬時に安全牌がどれかを察知することができる

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この機能がなかったら短い時間で安全牌を切り続けるのは難しいと思う
そしてこの機能を利用して打ってみるとベタ降り実践できるのを体感した
安全牌が分かればこんなに降り続けられるものなんだ、と感動してた

麻雀の降りをできる人はすごく上級者というイメージがあったので
ほとんど麻雀杯の受け売り程度だけど、それっぽいことができて驚いた
これも雀魂の機能性あってこそ知ることができた麻雀の世界だった

リーチの待ちが分かる機能

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これもネット麻雀ならではの初心者あるあるだと思うけれど
リーチまでいったけど自分が今なにで待ってるのかわからん!という現象
それがこの機能によって待ちの種類や残り枚数が表示できるので
どれくらい強い待ちかっていうのも分かりやすい
リーチの盛り上がりに参加しやすい、気持ちが乗りやすいのも面白さだと思う

その後の段位戦、現在の成績

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ちなみに現在、ぼちぼちやってたら雀士2になってこんな感じのステータス
半荘で遊び始めたら初っ端2戦くらい大きいのに振り込んで飛ばされたり
なかなか成績がふるわなくてマイナス気味になってる

なんとなく半荘戦の方がじっくり打つ人が多そうでレベルも高い気がする
初心から雀士まではすぐだったけど、雀士からはなかなか上がらなそうかも
でも銀の間(雀士~雀傑帯)は自分にとってはちょうどいいレベル感で楽しい
成績上げたさもあるけど、対戦者を驚かすようなエンタメ麻雀打ちたさもある
スタンプでリアクションしてくれる人もいたりしておもろい

麻雀の大雑把な遊び方

自分は手牌がオープンされたときに大雑把に二つのルートを考える
門前でリーチを目指すか、鳴きまくるか
普通にリーチを目指すのは牌効率を考えるパズル的な楽しさ
その一方で役牌鳴きまくりカンでドラ爆してゲームを破壊するのも醍醐味

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ダマででかい手をこっそり揃えるのもわくわくするが
鳴きまくってドラ増やすこの状況もめちゃめちゃ楽しい
配信者じゃなくてもカンするぞ!

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特に今、期間限定なのか「温泉合宿」の特殊ルールが
大味な内容でわちゃわちゃ遊ぶのに最適
最初に大富豪みたく牌を3つ交換し合って
さらに最下位確定するまで打ち続けられるので高い手が狙いやすい
こういう変則ルールで遊びの幅が広がるのっていいな

山神カルタさんの話を添えて

山神カルタさんもにじさんじ麻雀杯から雀魂を始めた模様、その師匠が……
麻雀杯で優勝した渋谷ハジメ兄貴の師匠、千羽黒乃(せんば くろの)さん
なんと烏天狗コラボしてた!!
種族一緒でも相性がありそうなので、こういうの実現するのってすごいな

こちらの記事で楽しく紹介されてました!

この配信を見てたら、いかに始めやすい雀魂でも
やっぱり最初の用語ラッシュで覚えることの多さに大変そうだった
(用語とか役を最初から詰め込もうとすると初心者は厳しいと思う
配信では師匠がその辺上手く端折って、考えるべき部分を絞ってくれてた)

実戦が始まると楽しそうで、カルタさんの成長速度ぱない
頭の柔らかさ、学ぶ意欲、集中力そういったものがずば抜けていた
偶然の手牌も何切る教材として素晴らしかったようだ
これは1年後の麻雀杯の楽しみが一つできてしまった、次回の有力選手なるか

麻雀界×Vtuber×雀魂

自分でも遊んでみて雀魂が盛り上がるのもよくわかる
公式のコメントが面白いしVtuberへの理解がある
そして麻雀界から多井隆晴プロもVtuberへの理解がある
Vtuberは雀魂配信で交流を広げ、また視聴者に興味を持たせる
プロ、配信者、開発者それぞれが手を取り合って麻雀を盛り上げているのだ
麻雀ファンもそれに反応したりしてまた盛り上がる
しかもこのタイミングで咲コラボ、漫画アニメファンも加勢だ
麻雀の勢いがもうドラもろ乗りという感じ

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