事業家集団に仲間入りした時のこと〜セミナーに通う日々〜
①「事業家集団に仲間入りした時のこと〜出会い〜」
②「事業家集団に仲間入りした時のこと〜参加のきっかけ〜」
③「事業家集団に仲間入りした時のこと〜師匠に会う〜」
の続きです。
■セミナーに通い始める
師匠に会ったことでセミナーに通うようになった。
セミナーは毎週土日にやっていて、事業家になるためにはこれに毎週通わなくてはいけないらしい。
参加人数はわからないけれど、「いっぱいいるな〜」と思うくらいにはいっぱいいる。
正確には強制ではないけれど、
「毎週来いとは言わないけど、本気でなりたいんだったら勉強できる貴重な時間を無駄にしないでほしい。本気なんだよね?????遊ぶ用事とか気分とかでこないんだったら絶対に事業家にはなれないからね????????????(((((圧)))))」
そんな感じのニュアンスで言われた。まあ、一理ある。
初めてのセミナーは事業家入門みたいな内容だった。
そもそも事業家とは?という内容からこんな人が成功する!とかの話で、ビジネス本に書いてあるようなビジネスの基本という感じだった。
事業家集団に入っている人の行動パターンってみんな同じだと思うのだけど、まさに全部師匠からの教えだった。
よくあるところでいうと、
・とにかく色んなイベントやら飲み会を開催したり顔を出したりしている。
→予定を詰め込むことでタイムマネジメント力がつくし、どうやって効率よく遂行できるかを考えられるようになるよ!
・(女の子は特に)事務系の仕事をやっていることが多い。
→定時で退社できるようにして、その後の時間は人脈を広げる時間に使う。飲み会とか合コンとかパーティを自分から開催すること。
自分が幹事になって人脈も増えるしお金のめぐりも勉強になるからこれは絶対にやること!!!!!
・とにかくフットワークが軽い、知らない人に気軽に話しかけたりする。
→チームビルディングをして良きビジネスパートナーを見つよけう。人から好かれる人になれば人は集まってくる。
大体こんな感じ。
そして、ビジネスパートナーを見つけるためには以下も必須。
・セミナーに参加すること
・読書をすること
・お世話になっている人(師匠)のモノを買うこと(師匠含め、事業家集団の中で成功している人たちは日用品の流通?の仕事をしているらしいから、そこの商品を買う)
ちなみに、ここのセミナーは1回1,000円くらいだった。
毎週来てもらいたいから安い金額にしたと言っていたけどこの他の事業化集団のセミナーはどうなんだろう。
セミナーの内容は↑のような話をしつつ、近くの人と意見を出しあう時間が設けられて話あったりした。
学校でもそういう授業あったよなぁって思って懐かしかった。
セミナーは↑のような内容の話を毎週していた。
何回も同じ話を聞いて頭に叩き込むためだそう。
ちなみに、セミナーは師匠がいない小規模のものもあった。
師匠がリーダーだとして、次に主要人物?であるサブリーダー的な人が司会進行して進めていく。
これにも基本出るようにしていた。
小規模ミーティングだと、挙手性で前に出て自分の話をすることもあった。
日本人なのに、みんな元気いっぱいに挙手していて
「さすが洗礼されてるわ〜」と関心してしまった。
(わたしは無理だった)
■セミナー以外にやらなくちゃいけないこと
セミナーに通うこと以外でやらなくてはいけないことがいくつかあった。
①セミナーに行ったら始める前にまずサブリーダー※的なポジションの人にノートとペンを持って話を聞きにいくこと。
※事業化集団の中から生まれた、何人かいる「成功している人」のこと。師匠に近しい存在。
このサブリーダー的な人ももちろんいつもセミナーにいて、その人の周りには人が群がっていた。
みんな事業家になるために必要であろう質問をして話を聞いてるのだそう。
わたしも友達に促されるままにいつも聞きに行っていたけれど、
やっぱり初めて会った人がいくら成功しているからといっても興味が沸かなかった。
けれどそんな態度はその人にも友達にも失礼なので、無理やり質問を絞り出して聞いていた。
②毎日サブリーダーに日報を送ること。
これが地味に大変だった。
今日あったことややったことを師匠、サブリーダー、紹介してくれた友達にメールで送らなくてはいけない。(返信もくる)
それにプラスして、サブリーダーの携帯の留守電に口頭での日報を入れるということを毎日やらなくてはいけなかった。
これは人前に立って話をしたりプレゼンをしたりするときの練習だそう。
③セミナー後も学びの時間にする。
セミナー後のルーティンもあった。
セミナー後は参加したみんなでどこかカフェとかに寄って今日の話をしたり親睦を深めたりした。
それを2時間くらいやったあと、みんなは師匠の教え通り、飲み会やパーティやらを開催していたのでそれに向かった。
それらのことを継続してやっていくと魅力的な人になり、良い仕事もできるようになるということらしい。
怪しいとか宗教じみているとか言われるけれど、言っていることもやっていることも全て理にかなっていると思った。
けれど最初からあった小さい違和感はどんどん大きくなっていってしまったのだった・・・
・「事業家集団に仲間入りした時のこと〜やめるきっかけ〜」につづく。
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