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政治的音楽が聴けない僕が聴けるandymoriにSUNNY CAR WASHは似ているのか!?

まあ好みは色々あるからこれが良いとか、あれが悪いだとかそんなことはとやかく言うつもりはないし言うやつは殺せばいいのだが

僕の話をすると僕自身は音楽に政治的要素が絡まったモノがどうにもニガテで曲というバンズに政治というピクルスが挟まってくるとどうにもアレルギー反応を起こしてしまう性分で

それは別に僕の思想がどっちに寄ってるだとかそういう話ではなくて右に傾いていようが左に傾いていようが政治的なものが歌詞に挿入されているとダメなわけ
それが正しいことを言っているだとか言ってないとかが問題な訳じゃなくてそういう話題が直接的に入ってると聞けないということ

だから僕は忌野清志郎は大好きだし、RCサクセションも大好きなのだが、どうにも中期辺りの清志郎がラブアンドピース、原発反対みたいな事をやり出した時代の曲はあんまり好かんのです
あと踊ってばかりの国というバンドがあってこのバンドのこの曲
「東京」

マジでこの曲はすごいいい曲だなあといつも思うのだけどあんまり聞かなくて、なんで聞かないのかというとそれはそういうわけですね
でも超カッコイイ、下津さんは酒に気をつけてくれ

普段あれだけ「音楽で1番重要視しているのはメロディライン!次いで曲でそのあと歌詞!」と豪語しているにも関わらず結局歌詞関係してんじゃねーかと突っ込まれてしまうんだけど
歌詞は僕にとってあんまりプラスポイントにはならないけどマイナスポイントには大いになりうるそういう話

ところで話を戻すと今回のandymori
彼らの音楽はすごい好きで
何でハマったかと、問われてホントならすごい通な返答をしたいんだけどここで答えるのはすごく月並み、andymoriファンの7割は多分このファンのなり方をしていると思うんだが
まず初期のアルバム

このアルバムの
ど初っ発の曲
この曲
この曲で僕はやられました
この轟音ドラム、メロディライン、聞き取れん歌詞、ボーカル小山田壮平の声、その他何もかも
あ、好きだっていうJC並の感想しか出てこず

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「太陽が破裂するまで歌ってあげるよ
ウィーアーザワールド
カリフォルニアドリーミング
キープオンザサニーサイド
百貫デブにはサプリメントを
有色人種にはマシンガンを」

ここ1発で歌詞を聴き取れた人には100万円贈呈したい
そして歌詞を改めて見てすごい常人には思いつかん歌詞書いてる絶対キメて書いてる

歌い方がまた良いんだ
なんというか拍の中にきちんと収まってないというか次の拍子にまで場合によっては飛び出しちゃったりしてる
和製リバティーンズなんて言われてるけどそれとはまた違った、リバティーンズを初めて聞いた時とはまた違った驚きを受けた

“CITY LIGHTS”

ところで今回の題名の話に戻るとこのandymoriには政治的な要素が含まれているのか!?と言うと
含まれている!!としか答えようがない。えぇ、含まれてる

“everything is my guitar ”

まあこの曲だとまだ2番の「街頭の右翼の叫び声」くらいにだけどもう少し後期に来ると

“革命”

ああもう言っちゃったよ!
その他にも“僕が白人だったら”って曲とかなんやなんやと聴いていくと彼らの曲、アルバムは全体に左に寄りがちなものを受け取ることが出来ると思うんだが

それでも何故か僕は聴ける
何故だ!?とかんがえて、こういうのには理由があるはずだから

んで、考えた結果、結論といたしましては曲を聴いて1周目は政治的なものばっかじゃんと、表面上の文字を見て思ってたんだけどどうもアルバムを何周もするとandymori、小山田はその歌詞で言ってることすらどうも本気で言ってない感が伝わってくるんだよなぁっと思った
政治なんかよりももう少し大きな括り
その大きな視点から歌詞を書いてるんだろうなと
どうにも現実感が無くて生々しさがないから聴けるんだなと思った
小山田くんガチで将来インドでたくさんの家畜を飼ってのんびりと暮らしたいとか考えてそうだもん

そんなandymoriも解散して
世間はポストandymoriを躍起になって探し始め
ちょっと新しい若手バンドが出てくると次世代のandymori!!!だとかなんとかという称号を付けその枠を埋めようとしているのが現在な訳だがそんななか、ポストandymori候補筆頭はこの
「SUNNY CAR WASH」

SUNNY CAR WASH 空白 あ
って検索かけると予測にandymoriって出てくるくらい次世代のandymori枠に入れられようとしてる(まあ今活動休止中なのだが)
実際同じカテゴライズなのかどうか聴いてみる

“キルミー”

現段階での代表曲となったこの曲は色んなところで取り上げられて人気にも火がついた形となったんだけれども
そんでandymoriだ!andymoriだ!って言われてるがほんとにお前らandymoriだと思ってんのか!?
いやこれほんとこれの話だけじゃなくてこの今の情報社会においてキミたちはほんとに自分の耳で判断してんのかと
まあつまりこういうことなんだけど

サンキューラーメンハゲ

ネットブログだとか通っぽい人が話した情報に乗っかることで自分もその枠に行ける
そんな自己保身のためだけのオシャレの装飾品のためだけのために祭り上げるそんな節が増えてきてるなあと思う


で!実際SUNNY CAR WASH、超いい
個人的には

このアルバムに入ってるカーステレオって曲が凄い好きなんだけど短い構成の中で綺麗に流れていく

まあそんなわけだけどじゃあandymoriとSUNNY CAR WASHは何が違うのかを考えてみた

何が違うのか、それはリアル感だと思う

多分どちらも少年っぽさが似てると評されてるんだと思うけど
なんというかSUNNY CAR WASHの方の少年感は「居そう」な少年感
いや実際にはサニーカーの中の少年もよく考えるといない少年なんだけれども
片田舎の遊ぶ場所も全然なくてそこで育った少年の大多数は大きくなったら都会に出て行ったりとかしちゃうそんな場所で育った少年
彼らは彼らなりに彼らの中では大きな悩みやらなんやらを味わっているんだけどそんなのは彼らからしたら大きいけど傍から見るとなんでもない悩みだったりするそんなことを考えている少年、擦れてない少年感を彼らから感じる

対するandymoriも少年っぽさは感じるんだけどなんというか物語の中に出てくる少年っぽさをandymoriからは感じるわけだ
いや違うな、少年漫画の彼氏っぽいのはSUNNY CAR WASHの方なんだけどもう少しそこから生々しさが無い、絵本とかに出てきそうなのがandymori
そう思う


つまり!!!

andymoriと!!!!

SUNNY CAR WASHは!!!!!

ぜーーんぜん似てねぇー!!!!!!

んだよバーカ

#音楽
#邦楽
#邦ロック
#日記
#andymori
#SUNNYCARWASH

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