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勉強が嫌いな人、勉強の仕方を変えてみたら意外と勉強できるかも?

最近、「リスキリング」や「リカレント」という言葉をよく耳にします。働く人口が減る中、一人ひとりができることを増やしていく必要があるというのは当然の考え方です。会社でも同じで、特に人数の少ないベンチャー企業では、幅広い知識を持つ人が重宝されます。これから人口が減少する日本において、より多くのことができる人を育てる方針が求められているのかもしれません。

しかし、ここで書いていることは焦りを煽ろうと思って書いたわけではありません。日本規模の政策を聞いても、それで勉強しようと思う人は少ないでしょうし、すでに勉強する人が多いのであれば、勉強に関する本は売れなくなっているはずです。

今日書きたいのは、勉強嫌いの自分でも、勉強の仕方を変えれば、誰でも勉強できるのではないかと言うことについてです。勉強しなければと思っているけれど面倒に感じる人、何を学べば良いかわからない人の参考になればと思います。

「勉強するぞ!」となった時、まず何から始めますか?本屋に行く?ネットで調べる?内容によってはスクールや学校に通うという選択を取る人もいるでしょう。私自身は元々勉強が苦手で、好きなことしかやってきませんでした。学生時代は数学だけ得意だったので、ひたすら数学に取り組んでいました。ただ、今では幅広く読書をするようになり、社内では読書家と呼ばれるほど本を読んでいます。

勉強の方法はさまざまです。最終的に読書が効率的だから読書をしているに過ぎないと思っています。大きな学びを得た瞬間を聞かれた時に、「この本のこのフレーズに影響を受けました!」という人は少数派でしょう。例えば、祖父の話をきっかけに歴史が好きになったり、バイトの店長の叱咤で調子に乗らないことを学んだりといった経験も勉強です。
私自身はアニメから多くのことを学びました。「うえきの法則」というアニメの主人公の正義感に心を動かされ、自分も正しい人間になろうと思ったことがあります。その影響で、中学生の時には妊婦さんの重そうな買い物袋を手伝ったこともあります。振り返ると、声をかける勇気や、人助けの心地よさを学びました。これも一つの勉強だと思います。

自分の経験を振り返って得られたものを考えるだけで勉強になります。本を読むのが苦手な人は、活字を読む必要はありません。その日の経験を振り返り、「何を学んだか?」と自問するだけで十分です。

大人になってからの勉強は、コミュニケーション力やプレゼン力など、学校で習うこと以外の方が多いです。まずは、今日は何を学んだか、この人から何を学んだか、この経験から何を学んだかを考えてみてください。それだけで学んでいると言え、経験が学びに変わります。

今日のテーマ「勉強が嫌いな人、勉強の仕方を変えてみたら意外と勉強できるかも?」について考えてみました。
本が嫌いだったり、どうしても机に座ることができなかったり、YoutubeやTikTokばかりをみてしまうことがあっても、見終わった後に「何を得られたのか」を考えてみると、それが勉強になるかもしれません。

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