おしのぎ
3月18日は彼岸入りで、大塚の母を連れて藤崎の千眼寺へ御参りしてきました。
義母がグルメで外出好きなのは変わらずですが、今は足腰がさらに弱まっています。ひざから下が特に痛むようです。外出の際は、杖を持ち、脇からの支えが必要です。
それでも、「早くお迎えがきてほしい」と口癖のように言われ続けるよりは、どこどこへ行きたい(車椅子必須、高低差があるかなり厳しい条件でも)と言われるほうがこちらも前向きな気持ちになります。
千眼寺さんでは、今回特別に、久留米からお招きの和尚さまが講和をしてくださいました。コロナ禍もかなり落ち着いてのお計らいかと存じます。
どのような説法をいただけるのかと神妙な面持ちで拝聴している中で、ひょっと、児童文学作家の富安陽子さんのお名前が出てきました。2020年の8月に読売新聞に書かれた、特攻隊員であった伯父の俊助氏の遺品のお記事について触れられていました。
遺品は75年ぶりに返還されたものなのだそうです。
わたしは記事のことは全然知らなかったので、思いがけないところで思いがけない親しみ(お話)に出会うものだと、「今日はついてきて得をしたなあ」と終わりまで前のめりぎみに聴いておりました。
記事の全容は読者会員向けですが、現在もオンラインで一部が読めます。
午後は急ぎ場所を移動して、サポーター関係の定例会、打ち合わせへ出席しました。
昨晩の雨の影響か、少し冷え込みを感じる福岡市内でしたが、テレビからは開花宣言の報が流れてきて、幾分、気持ちがあったまりましたよ。
3月19日
追記。この日、大塚の父は風邪気味でお留守番でした。
これまでは義父も義母のサポートをかなり奮闘してくれていました。義母に「ちっとも家事ができん!」と文句云われながらも…😿…ですね。
ところが。
4月に入って、片づけの作業中に転んで右肩の怪我をしているので(軽症ながら診断では「ヒビがある」と)いよいよわたしたちも定期的な見守りから、日常の見守りへ変わりつつあります。
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