うみの図書館

うみの図書館

最近の記事

【ヤドカリ体験記】 津田日記

うみの図書館では「ヤドカリ制度」という取り組みを行っています。 今回は経験者の方に感想をお聞きしました。 ------------------------------------------------------------------------------- 今回私は「海の近くの泊まれる図書館」というコンセプトに惹かれて、スタッフとして応募させて頂きました。 初めてのゲストハウスのスタッフに緊張していましたが、図書館に入った瞬間、海を再現した空間に一瞬で魅了されて

    • 2023年うみの図書館の利用状況をまとめてみました

      うみの図書館は2023年5月にオープンし、8カ月が経ちました。 小さい規模の私設図書館としては、多くの方にご利用いただいたと思います。さぬき市内はもちろん、高松市や県外から来館される方もいました。蔵書数もまだまだ少ない中でですが、お子さんから年配の方まで様々な方に本を借りていただきました。 うみの図書館のことをより多く知っていただきたいと思い、今回うみの図書館の利用状況を紹介することにしました。 詳細なデータは続きをご覧ください。 〇蔵書について 2023年12月現在 蔵書

      • 東京からの漂流者

        うみの図書館では本館の他に連携拠点を設けており、 連携拠点でも本の貸出返却ができます。 現在、県外に4つの拠点があります。 場所は和歌山、富山、東京、高知と様々。 いつか連携拠点を巡って日本全国を旅できるような日を夢見ています。 うみの図書館の連携拠点のひとつ。 東京都北区にある「滝野川フレイムス」さんが うみの図書館に来てくださいました。 ご縁があって、ぜひ東京の連携拠点に ということで手を挙げていただきました。 滝野川フレイムスさんは コーヒースタンドとシェアキッチン

        • 航海日誌 4日目

          日付:2023/9/28 天気:曇り 風速:5m 波の高さ:1m以下 9月も終わりが近づいてきましたが昼間は暑い日が続いています。 でも朝と夜は涼しく過ごせるようになってきた。 もう少し経てば日が出ているときに海辺で本が読めるようになりそう。 セミの鳴き声が聞こえなくなり、代わりに鈴虫たちの声が聞こえるようになってきました。 涼しい空気を浴びながら、ぼーっとする夜の時間がいい。 最近、2回目の宿泊のお客さんが来てくださった。 まだ宿泊部分はオープンして2か月過ぎだから、

        【ヤドカリ体験記】 津田日記

          航海日誌 3日目

          日付:2023/8/25 天気:晴れ、曇り 風速:4m 波高:1m以下 今日も少し風のある日。 海からは心地よい風が吹いてきました。 お盆で帰省中のお客さんも落ち着いてきました。 最近は本を読みにいらっしゃる方が多い印象です。 ゆったりとした時間を過ごされているご様子。 9月も近づいてきて、ほんの少しずつ暑さが緩和されていっているような気がする。 夜を散歩するのが好きだけど、この町の夏は夜も暑くてしばらく散歩を控えていました。もう少し季節が巡れば気持ちよく歩けるはず。

          航海日誌 3日目

          航海日誌 2日目

          航海日誌 2日目 日付:2023/8/7 天気:強い雨、風 のち曇り 風速:6m 波高:2m弱 今日は久しぶりの雨。 ちょっと涼しくなる、昼間でも外をゆっくり歩けるくらい。 雨の音はホワイトノイズと呼ばれて、リラックス効果もあるみたい。 本を読むのに適した日。 雨だから外で読書はできないけれど、少しだけ窓を開けて 雨の音を聞きながら物語に没入する。 頬をつたう温度に気がついた。 読んでいたのは、小野寺史宜さんの「ひと」。 真摯に生きるってこういうことなのかなって思いな

          航海日誌 2日目

          航海日誌はじめます

          航海日誌 1日目 日付:2023/7/31 天気:晴れのち曇り 風速:3m 波高:1m以下 香川県さぬき市津田に2023年5月より、 「うみの図書館」 OPENしました。 海辺まで歩いて1分。宿泊施設も兼ねた図書館です。 築60年の古民家をDIYで改修しました。 あの十五歳の少年が過ごしたような町。 🐡うみの図書館では、2種類の本を扱っています。 海にまつわる本 と 漂流文庫。 🐟海にまつわる本 ヘミングウェイ「老人と海」 レオ=レオニ「スイミー」など 海辺が舞

          航海日誌はじめます