第8話 甘い世界ではないと分かっていたけど・・・【音楽活動時代①】
こんにちは。ライトコピーライターの海島たくやです。
今回は、音楽専門学校を卒業し、「アーティスト」として活動していった中での体験を、お伝えしてまいります。
学校を卒業後は、就職せずに単発の仕事やアルバイトを転々として暮らしました。
というのも、正社員になってしまったら、突然のオーディションやライブに対応できなかったからです。
朝7時くらいから清掃のバイトをしたり、お昼くらいから20時くらいまで、別でカフェバイトをしたり、一日中働いていました。
その合間に、作詞作曲をして、ライブに向けて練習をしていました。
始めは「若い」というだけで、色んなライブハウスに呼ばれて、演奏させてもらったりもしました。
とにかく努力をして色んな人に聴いてもらえれば、チャンスはある!と考えていました。
そして勢いに任せて、20万くらいかけて1,000枚のCDを作りました。
知り合いづてにレコーディングをしてくれる人、編曲してくれる人などをたよって、何とか形にすることができたのです。
とてもうれしかったです。
自分の作品がこうして形に残ることに、感動しました。
しかし、CDを作ったところで、お店に置いてもらえるようなことはありません。
池袋、新宿、渋谷、川崎など、都内を中心に、アルバイトの合間を見て、路上ライブをしていきました。
もちろん、ライブハウスでのライブをしていきました。
ですが、状況はあまり変わりませんでした。
というのも、そんな状況が2年、3年と過ぎてったのです。
前に進んでいる感じがほとんどなくて、焦りを感じていました。
いくらたってもお客さんは増えず、よくて10人集まればいい方だったからです。
CDもようやく100枚くらい売れたくらいでした。
全然売れずに「お金」も「時間」も足りない!と自分の将来に対して、不安を感じ始めていました。
そんな時、私はたまたまSNSで知り合った人に誘われて、ある「セミナー」に参加したのです。
それは「ネットワークビジネス」のセミナーでした・・・
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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