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【2020年7月発表】「海・水辺にまつわる安全・事故防止啓発情報」(公益財団法人日本ライフセービング協会)まとめ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下で「新たな生活様式」が実践されつつある中、今夏の海水浴場の開設や海岸利用状況も気になるところです。

※こちらのページでは、海にまつわるさまざまな情報を発信している公益財団法人日本ライフセービング協会による、2020年7月のお知らせをまとめました。

水難事故の防止や海での新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策について、具体的な情報をお伝えしているので、参考にご確認ください。


全国のサーフィン愛好者に向けて、日本サーフィン連盟との共同声明(7月1件)

2020.07.01
【共同声明】全国のサーフィン愛好者へ

日本ライフセービング協会では、日本サーフィン連盟と共に、新しい生活様式にあわせた、新しい海岸利用のあり方として、一人一人が海で安全安心に過ごすための共同声明を出しました。

日本ライフセービング協会では、サーファーとライフセーバーが共に海を見守り、行動をすることで、事故を未然に防げるとしています。サーファーだけでなく海を利用する多くの人に、今一度確認してもらいたい内容です。

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データはこちらから
https://ls.jla-lifesaving.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/NSAJLA-2F3.pdf


新型コロナウイルス感染拡大防止策を踏まえた新たなガイドライン(7月2件)

2020.07.01
【COVID-19活動ガイドライン②≪7月1日更新≫】水浴場監視救護活動ガイドライン2020.07.07

≪Q&A≫【COVID-19活動ガイドライン②】水浴場監視救護活動ガイドライン2020
ライフセービング協会では、新型コロナウイルス感染拡大防止におけるライフセーバーのためのガイドラインの一部を更新しました。

当初のガイドラインでは、今年の夏は心肺停止傷病者に対して、胸骨圧迫のみで心肺蘇生をおこなうとし、人工呼吸はおこなわないように指導。胸骨圧迫の際も傷病者の口と鼻を衣類やタオルなどでおおい、極力エアロゾルの拡散を防ぐことを注意喚起していました。

今回のガイドラインでは、その後発表された国際ライフセービング連盟のガイドラインを参考に、低リスクの心肺蘇生であることや、心肺停止傷病者が小児であることを条件に、マウスtoマスクによる人工呼吸などをおこなって良いとしています。また、合わせてガイドラインのQ&Aも更新しています。

ライフセーバーが常駐していない海岸も多く、従来と同じような十分な安全管理がなされていません。海に行く方は、細心の注意をはらい海を利用してください。

出典:
PDF「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言解除後のライフセーバーの水浴場監視救護活動ガイドライン2020」(https://jla-lifesaving.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/JLA%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B32_Covid-19-20200701.pdf

PDF「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言解除後のライフセーバーの水浴場監視救護活動ガイドライン2020に関するQ&A(https://jla-lifesaving.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/%E3%80%90QA0706%E3%80%91JLA%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B32_Covid-19-20200701.pdf


SUBARUより 海の安全を守るサポート車両「ライフセーバーカー」提供(7月1件)

2020.07.09
【NEWS RELEASE】SUBARUより海の安全を守るサポート車両ライフセーバーカー提供

株式会社SUBARUより日本ライフセーバー協会へ、サポート車両「SUBARUライフセーバーカー」の提供がおこなわれました。

「SUBARUライフセーバーカー」は7~8月にかけて神奈川県、千葉県、静岡県で活動します。レスキューボード・AED・救急箱などの救助機材を積み込んだ移動可能なライフセーバーの本部として使用されるほか、救護用水上バイクの牽引や緊急時の救護所などさまざまな用途で使用される予定です。


7月「水辺の安全オンライン教室」参加者募集(7月1件)

2020.07.09
【参加者募集】≪7月開催≫e-Lifesaving 水辺の安全オンライン教室
日本ライフセービング協会主催により、6月に開催され好評を博した「水辺の安全オンライン教室」の7月開催が決定しました。

前回は、日本ライフセービング協会の副理事長であり、ライフセービング教育本部長の松本貴行さんが、日本ライフセービング協会作成のICT教材「Swim&Survive」を活用し、「陸から海へと吹く“陸風”は沖に流されやすいため注意」、「大きな波が来たときは“潜る”ことが最も有効」など、さまざまな海での危険についてレクチャーをおこないました。

まだまだ海や水辺のシーズンは続きます。海の知識が不安な方は、受講してみてはいかがでしょうか。

『e-Lifesaving 水辺の安全オンライン教室』
■主催   公益財団法人 日本ライフセービング協会

■日時
●A日程:7月19日(日)10:00~11:00(締切:16日(木)18時)
B日程:7月23日(木)15:00~16:00(締切:20日(月)18時)
●C日程:7月24日(金)10:00~11:00(締切:20日(月)18時)

■対象   A日程:小学生/B日程:中高生/C日程:親子

■開催方法 Zoomを活用したオンライン教室

募集要項はこちら


夏休みを間近に控えた今、改めて海や水辺への注意喚起を再確認してください。ひとつでも多くの知識があれば、それにより救われる命があります。
今年はオンライン講座やe-ラーニングなど、自宅で気軽に学べる機会がたくさんあるので、それらを利用して、ぜひ海のそなえを身につけてください。