見出し画像

アートなんてよくわからなくて当然だ

みなさまこんにちは。

4410ARTの宍戸です。

コロナ自粛もいい加減みなさま疲れていることでしょう。

どんなストレス解消をしていますか?
今日はアートを通したストレスの解消法と、アートを通して自分らしく生きるには。についてお話ししたいと思います。

アートって難しいという先入観あると思いますし、アートって何?だとは思いますが、それは間違いです。

アートとは、ズバリ慣れ。です。

慣れるかどうか、それだけです。

画像1


例えば女性なら素敵なブランドのお洋服も、男性から見たら違いがわからなかったり、けれど大好きな人は、そのブランドのデザイナーがどんな人なのか、どんな生地なのか、去年とのデザインとの違いなど事細かに言えることでしょう。

それは好きだから、毎日毎日そこに関心を向けて、つぶさに見ているからだと思います。

そして大好きなファッションに身を包むと、きっと豊かな気持ちになることでしょう。

アートもそのようななものと同じです。

生活の一部なのです。

世界的な現代アートなんてむづかしくてわからないと思うかもしれませんが、世界的な先鋭的なお洋服もやっぱりわかりませんよね。

どうして、そこ切れてるの?とか、どうして片方袖ないの?とか。(え?そんなことある?)

難しいものはどんなものも難しいし、毎日関心を向けていたら、いつの間にかそれがなんなのかわかるものだと思うのです。

ですので、アートも気負わず、ただただ好きなもの、気になるものを追いかけてみるのはとても素敵なことです。

画像2

僕自身イラストレーターとしてデビューしましたが、イラストレーターなんて職業すら知らなかったでですし、印象派とかなんとかか派(適当)とか高校生よりわからないと思います。


ですが、自分が気に入った、自分がピンときた!それだけでアートは十分です。

そここそがアートです。

好きなものを手に入れる。それがアートです。

洋服でも本でも車でもそのように生活の中にあるものと何も変わりません。

そしてアートを見るときには、すべての雑念を捨て、自分にお金も人も時間も何もかものしがらみがなかったとして、

そのようなマインドで見て欲しいです。強いて言えばそれだけでも。

けれどそれだけであなただけのアートは選べます。

こんな絵を選んだら、なんて言われるだろうか、

こんな値段のものを買って無駄ではないだろうか、

アートなどと口にして笑われたりしないだろうか。

このような雑念をすべて取っぱらい、そのさきで感じるピンときた作品を選ぶ。

その先に自分だけのアートは存在します。

それは誰が描いた絵であろうと、それはあなただけのアートなのですから。

画像3


そのように自分だけのアートを選んだ後は、ただただお部屋で眺めましょう。

手に入れられなかったら、その画像でもなんでもいいですから眺めましょう。

実際に見たアートのリアル感…、そのようなものはまやかしです。

実際に見た絵であろうと、ネットで見た絵であろうと、あなたが感じる絵から受けるインスピレーションに違いあありません。

確かに実際に作品を見れば、興奮したり、感激したりと感じたこともない感情が動くでしょう。

けれど、この直観に関してはどんな媒体だろうと、あなたの直観を刺激するその本質は変わりません。

そして毎日毎日そのあなただけのアートを見続けていくと、必ず記憶の揺さぶりおきます。

眠っていた記憶が呼び覚まされ、忘れていた思いがよみがえります。

その感覚は、必ずあなたが生きていく上でとても重要な感覚です。

そこの記憶が苦しければ、今のあなたの包容力で許してあげてください。

楽しい記憶だったら思いっきり楽しい感覚を味わってください。

その時もう一人の忘れていた自分と、今の自分との統合が起こります。

その二つの自分が溶け合い、一つに混ざり合う、そんな現象を感じられるはずです。

その時、深い深いレベルでストレスは解消されていきます。

誰の力もいりません。

ただあなただけの気に入ったアートがあれば十分です。

アートでなくても、気に入った本、気に入った洋服、気に入った靴。

気にった食器、気に入った家具。

なんでもいいのです。

気に入ったもの、それは必ずあなたの記憶を呼び醒ませてくれます。

そこにこそ、人が豊かに生きるヒントがあるはずです。


イラストレーターと塗装店勤務と二足のわらじ+気ままな執筆をしております。サポート頂けたものは全て大事に制作へと注ぎます!