異端児だった自分をもっと愛そうと思ったキッカケ
こんにちは!
歌う絵描き、ウミノホナミと申します。
え?写真が歌う絵描きっぽくないって?
あぁ、そうなんです。これは中国の第一級国家機密に指定されている中国伝統芸能「変面」をやっている時の自分です。
変面とは、手を使わずにお面を変える中国雑技の一種です。
日本で言うところの歌舞伎のようなもので、四川省の伝統歌劇「川劇」というものがありますが、古来はこの川劇の一幕として変面が演じられておりました。ただ、その演舞の華麗さゆえに、最近では変面が単体で演じられることの方が多いように感じます。特に日本では川劇を見られるところもそうそうないですから、”変面の一人歩き”はとめどないかも!
自分の異端児ぶり
自分は正直に言って学校に馴染めないタイプでした。クラスにいてもどうしてか一匹オオカミを気取ってしまって、団体行動は苦手だったと思います。しかし、本質的には人好きで懐っこく、いつも誰かを笑顔にしたいと思う人間でした。
ですが、何をしてもとにかく目立つ・・・。いつもアンチ出る杭に徹底的に叩きのめされてきた私。いつしか自分をさらけ出すことに自信を無くし、平均点を狙った優等生を演じる仮面女子になってしまっていました。
不具合が起き始める中学生・高校生時代
中学高校ではなかなか自分の気持ちと向き合いきれず、いろいろな失敗を重ねました。その度に、人に迷惑をかけてしまい大反省!そして・・・、
「よくそんな非常識なことができるね」
と、もうすっかりお馴染みになってしまうほど、今まで言われてきました。いわば私の鉄板フレーズ?と自虐したいくらいですw
この言葉、「アンタ非常識だ」から何が見えたか
私はこう考えてみました。
「あなたは非常識だ」→「私の常識からは外れている」→「私の常識はほとんどの人間の”ふつう”だからあなたは変わっている」→
「つまりホナミはほとんどの人間以外の、独特で個性的な人間だね」
つまり、「アンタ非常識だ」とは、「希少価値の高い人」という、最高の褒め言葉だったんだ!ということに最近気がつき、今ではこの言葉を人生の早い段階から頂けたことに特級の感謝をしています!
非常識という個性
そう思ったら何にも怖くなくなり、むしろ個性を受け入れてくれるキャパのない相手とは付き合わないようにしようという一つ明確な水準を身につけました。アドラー心理学でいうところの「嫌われる勇気」を身につけたといってもいいでしょう。これからはこの、
ザ・非常識力!!
を、どこまで伸ばせるのか・・・。それも楽しみにしつつ、振り切っていこうとか思っています。そうすることで、家族の中で唯一アートやステージをやる異端児だった自分をもっと愛してあげようという気持ちになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちっぽけな体験記でしたが、こんなことを日々真面目に考えながら、普段はおちゃらけたキャラクターで子供達を楽しませたり、変面で驚かせたりするエンタメ人をやっています。
どうぞこれから、よろしくお願いいたします!
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