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書評(おすすめ本とか)

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書評がはいっている。マガジン買うとあとで増えたのも読める。
無料とか1本100円とかいろいろあるけど、マガジン購入で全部まとめて500円で読める。あとから増え… もっと詳しく
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#海猫沢めろん

2018年読んで面白かった本10冊

※この記事は無料公開です。気に入った方は、こちら。毎月ワンコインでいっぱい読めておとくで…

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書評『人はアンドロイドになるために』

・初出2017年「ちくま」 ・石黒先生と飯田さんの共著、非常にSF色が強い ・アシモフの『われは…

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書評『僕は愛を証明しようと思う』

・初出2015「宝島」 ・デートDVやないかという女子からのツッコミがよくある  スタティカル…

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書評『勉強の哲学』

・初出2017「新潮」 ・案外なかった勉強についての哲学本 ・自己啓発っぽい要素もあって固すぎ…

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書評『ファイナルガール』

悪のファイナルアンサーファイナルガール――それはアメリカの批評家Carol J.Cloverが『男性、…

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書評『御命授天纏左左目谷行』

・初出 2014年「群像」書評 ・「ごめいさずかりてんてんささめがやつゆき」と読む ・つげ義春…

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書評『担当の夜』

・初出2013年「宝島」書評 ・実在する某漫画家の元担当者が書いた小説 ・胃が痛くなる……  スランプに陥った映画監督の現実逃避妄想を映画にした映画、といえばフェデリコ・フェリーニの「8 1/2」だが、「ジャンル自体をテーマにした作品」が現れるのは、そのジャンルがある程度成熟した証である。  どんなジャンルでも最初期は新作、傑作がどんどん作られる。やがてその模倣作品が現れ、最終的にパロディやジャンル自体の批判に至り、歴史が語られるようになる。  近年「マンガをテーマにした

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書評『知的生き方教室』

・初出2014『テレビブロス』書評 ・かなり好きな作品です  殺意しかない。  クソみたいな…

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書評『玩物双紙』

・初出2013年「宝島」書評  時代小説と歴史小説の違いをご存知だろうか。  時代小説は、主…

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書評『生まれた時からアルデンテ』

・初出2014「TVブロス」  生まれた時からアルデンテ、である。タイトルから漂うハイセンスオ…

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書評『デブを捨てに』

・初出2015年「宝島」 ・装丁の絵がサイコー ・いつもの平山さんです  人はなぜホラー映画を…

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書評『友は野末に』

・初出2015「宝島」 ・色川武大も阿佐田哲也も同じ人だけどどっちも知らない人は知らない  …

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書評『バラカ』

・初出2016「文藝」 ・分厚いけど一気読みできる ・ポリティカルなSF 日本文学を「復興」する…

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書評『星か獣になる季節』

・初出2015「宝島」 ・2018年に文庫になった  あの頃、僕はずっとある人に恋をしていた。  その人はとても魅力的でみんなに好かれていた。  だから僕以外のひとたちもみんな彼女のことが好きだった。だけど僕らは彼女に触れることすらできなかった。  なぜなら、彼女は人間ではなく、アニメのキャラクターだったからだ。  僕は本当に彼女のことが好きだった。だから、その気持ちが、ただの「好き」という言葉になることが許せなくて、誰もが使わない言葉でその気持ちに名前つけようとした。けれ

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