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「読書初心者」だからこその幸せ

読書との出会いは小学校・中学校の朝読書の時間。
だいたいみんなそう??

お恥ずかしながら、みんなが読書してるなか友達と隠れてガラケーでメールしてた中二病時期以外は朝読書の時間が結構好きだった。

女子みんな『恋空』読んでたり、友達と『図書館戦争』にどハマリしたり、そのまま有川浩作品を片っ端から読んだり、ちょっとした思い出。


高校から朝読書の時間がなくなって、そのまますっかり本を読むことがなくなってしまって、大人になった今、豊かさを知った読書初心者。

の、素直な気持ち


東野圭吾の作品をこれから楽しめる人生、幸せすぎる。


『白夜行』を読んでいるときの胸の高鳴りが忘れられない。
そのまま『幻夜』も読んだけど、やっぱり白夜行。

何年後かにまた絶対読み返そうと心に決めて、今から読み返す日が来るのが楽しみなくらい。


直近で読んだのは『片想い』
性同一性障害を扱った重めな内容。今でこそ理解が深まってきたものなのに、これが20年程前に書かれたものであることが凄すぎる。

この通りまだ3冊しか読めていないのだが、読み終わったあと心にずっしりしたものを残していくので個人的にこの人の作品を連続では読めない。


次は優しいものをと思い、今は
『また、同じ夢を見ていた』/住野よる
を読み始めたばかり。どんなお話なんだろう。


読み初めのわくわくは純粋に楽しいし、
読んでいくと結末が気になってそわそわしたり、
まれに終わってほしくないと思うような本に出会えたり。
読了後の満たされるような感覚もたまらない。



この世に無数にある物語をずーっと見逃したまま生きていかなくてよかった。読書できる余裕だけは残して生きていきたい。



こちらもよかったら。


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